恋空「新学期になったら会えるのかな?」Mobile&Movie 第284回

» 2007年11月16日 20時05分 公開
[本田亜友子,ITmedia]
作品名恋空
監督今井夏木
制作年・製作国2007年日本作品


 今回ご紹介する作品は、「魔法のiらんど」でブレイクしたケータイ小説の映画化作品『恋空』。著者の実体験を元に執筆されたという『恋空』で、携帯電話は恋のはじまりに大きな役割を果たします。以下、内容に触れますので、これから見る予定の方は注意して下さい。

 ミカ(新垣結衣)は、父(高橋ジョージ)と母(浅野ゆう子)と姉(深田あき)と仲良く暮らす高校1年生。学校では、親友のアヤ(波瑠)とかっこいい男の子の話題でいつも盛り上がっていました。

 アヤが気になっているノゾム(中村蒼)とその友人ヒロ(三浦春馬)と、ミカは偶然廊下ですれ違いますが、2人の男子のピアスと金髪というルックスに引き気味。それでもアヤは猛アタックして、ノゾムの携帯アドレスをゲットします。アヤとノゾムの仲が急接近して、恋に恋していたミカも彼氏の存在に憧れるようになります。

 夏休み間近のある日、ミカは携帯電話を失くしてしまいます。アヤに協力してもらい、携帯に電話をかけてもらいますが見つからず。校内中を探し回って、やっと図書室で携帯電話を見つけたのでした。ちょうどその時着信音が鳴り、電話に出るミカ。

 「アヤ、あったよ」

 「よかったな」

 てっきりアヤがかけてきたと思ったミカでしたが、電話の向こうは知らない男の声。

 「誰ですか?」

 「内緒」

 ミカは不審に思いますが

 「じゃあね、ミカちゃん」

 と相手はミカの名前を言って、電話を切ってしまいます。ミカが携帯の履歴を調べてみると、なんとアドレスもメールもメモリがすべて消されていたのでした。さっきの男が拾って消してしまったに違いないと、電話をかけ直すミカ。

 アドレスとか全部消されてるんですけど」

 「オレ」

 あっさり認めた上で

 「本当につながっていたいヤツなら、向こうからかけてくるよ」

 とミカを突き放すのでした。結局、携帯を拾ったのが誰だったのかわからないまま、夏休みを迎えます。すると、今度はその男から携帯に電話が頻繁にかかってくるように。

 「毎日毎日、何の用ですか?」

 無邪気に会話を続ける電話口の男。最初は疎ましく感じたミカも、毎日電話で話しているうちに、名前も知らない男子に悩みまで話せるほど、打ち解けていったのでした。

 「新学期になったら会えるかな?」

 ミカは2学期になったら、正体を突き止めたいと思っていました。電話で話す限り、心を許せるやさしい人と感じたのです。

 そして、とうとう始業式の日に2人で待ち合わせをすることに。ドキドキしながら待つミカのもとにやって来たのは、怖そうだった金髪のヒロ。驚きながらも、ヒロに惹かれている気持ちを強く感じるミカ。しかし、この恋にはあまりにも多くの障害がありすぎて……。携帯電話が結びつけたミカとヒロの恋の行方は?

関連キーワード

魔法のiらんど


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年05月15日 更新
  1. サイゼリヤは“折りたたみスマホお断り”なのか? セルフ注文画面が話題、真偽を実機で確かめた (2026年05月13日)
  2. なぜ? マクドナルド「巨大セルフ注文端末」に批判殺到の理由 UI/UXに価格表示まで……直面している課題とは (2026年05月14日)
  3. ドコモ、5G速度で首位も「一貫した品質」でなぜ最下位? auが10部門で受賞 Opensignal調査 (2026年05月14日)
  4. 大幅刷新の「iAEON」「AEON Pay」アプリは何が変わった? 使い分け方や便利な機能を解説 (2026年05月12日)
  5. KDDI松田社長「povoを楽天モバイルの副回線に」――自らアイデア例示 ローミングは26年9月で一区切り (2026年05月13日)
  6. 「駅のQRコードが読み取れない」――ネットに落胆の声 なぜ“デジタル時刻表”が裏目に? (2025年12月25日)
  7. スマホ“最大規模の値上げ”はいつまで続く? 「1円スマホ」が存続危機、一方で影響を免れる中国メーカーも (2026年05月14日)
  8. IIJ谷脇社長、ドコモ回線問題について「キャリアとMVNOの原因切り分けが難しい」 IIJmioの値上げは予定なし (2026年05月14日)
  9. 楽天G三木谷氏「(モバイル)ユーザーに迷惑かけない」――KDDI側も理解 気になる2社ローミングの行方は (2026年05月14日)
  10. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年