写真で解説する「830N」(1/3 ページ)

» 2009年01月30日 08時36分 公開
[岩城俊介,ITmedia]

 厚さ13.9ミリの薄型ボディにディスプレイが弧を描くよう華麗に開く“アークスライド”、高解像度のフルワイドVGAディスプレイとモバイルウィジェット機能を搭載。この小型軽量ボディにさまざまな機能を凝縮したソフトバンクモバイルの“N”端末、それが「830N」だ。

photophoto NEC製の「830N」。カラーはパールホワイト、エナメルピンク、グリッターオレンジ、ピアノブラック、フロストグリーンの5色。ホワイトとブラック以外は前面にやや落ち着いた色を採用するツートーン仕様となる
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photo 背面に320万画素AFカメラと赤外線ポート、FeliCaマークがある

 主な仕様は、フルスライドボディとタッチセンサー、フルワイドVGA(480×854ピクセル)の3インチ“モバイルシャインビュー”液晶、AF(オートフォーカス)+手ブレ補正付きの320万画素カメラ、ワンセグ、S!FeliCa(おサイフケータイ)、3Gハイスピード(7.2Mbps)、世界対応ケータイ(3G国際ローミング)、Bluetooth、モバイルウィジェット対応、PCサイトブラウザ、デコレメールなど。基本スペックはドコモ向けの「N-04A」とほぼ共通となっている。

 シルエットはN-04Aとそっくりだが、閉じると薄い直方体のN-04Aと比べると、底面のラインと裏面が緩やかに弧を描いているところが微妙に異なる。また、つやのあるボディカラー(グリッターオレンジ、ピアノブラック、エナメルピンク、パールホワイト、フロストグリーンの5色展開)も少しポップな印象を受けるかもしれない。

 ディスプレイの下部に3つのタッチセンサーを備え、閉じたまま横向きでワンセグやカメラ、フォトビューア、ボイスレコーダー、ミュージックプレーヤーの各種機能を利用できる。タッチセンサーは右側面にあるキー(サイドキー)を押すと有効になり、タッチセンサーの[■]キーを押すと横向きの機能メニューが表示される。ダイヤルキーがすべて隠れるフルスライドボディなので閉じたままなら誤操作の心配は少ないが、サイドキーの長押しで操作ロックすることもできる。

photophoto ダイヤルキーがすべて隠れるフルスライドボディを採用。ディスプレイの下に3つのタッチセンサーキーがある
photo 弧を描くように開くアークスライド構造。画面に少し角度が付くので、画面が奥に倒れていると錯覚することが少なくする効果がある
photophoto 本体左側面に3G標準の充電/通信端子、本体右側面にタッチセンサー/ロックキーを備える
photophoto 本体底面にストラップホールとマイク、上面にワンセグのホイップアンテナがある。ちなみに充電用の接点がなく、オプションに卓上ホルダはない
photo N-04Aと比べると、830Nは底面が少し丸い
photo 裏面も若干だが弓形になっている
photophoto ダイヤルキーの形状も少し違う。横から見ると三角形のN-04A(右)に対し、830Nは水滴のような形状

「830N」の外観。すっと開くスライドの感触も良好
(ムービーはこちらからでも参照できます)

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