写真で解説する「MIRACH IS11PT」(1/2 ページ)

» 2011年07月21日 18時45分 公開
[平賀洋一,ITmedia]

 KDDIが発表した韓Pantech製の「MIRACH IS11PT」(ミラク)は、OSにAndroid 2.3を搭載したスマートフォンだ。ボディは防水・防塵仕様で、タッチパネルには約3.7インチワイドVGA(480×800ピクセル)TFT液晶を採用。CPUは、1GHz駆動の米Qualcomm製Snapdragon MSM8655を用いており、カメラはオートフォーカス・手ブレ補正対応の有効500万画素CMOSを搭載した。

 緊急地震速報と赤外線通信、auのキャリアメール(〜@ezweb.ne.jp)、デコレーションメール、Cメールには対応しているが、ワンセグとおサイフケータイには対応していない。スマートフォンでは標準的に搭載されるGPS、Bluetooth(3.0+EDR)、無線LAN(802.11b/g/n)、モーションセンサー(6軸)はもちろん搭載している。通信機能では、下り最大9.2Mbps、上り最大5.5Mbpsの高速通信が可能なWIN HIGH SPEEDに対応し、国際ローミング機能(グローバルパスポート)はCDMAとGSMに加え、auで初めてUMTS(W-CDMA)にも対応した。海外のUMTSエリアでは下り最大7.2Mbpsの通信が可能だ。

 本体のサイズは約62(幅)×121(高さ)×11.9(厚さ 最厚部12.9)ミリ、重さは約123グラム(暫定値)。同じPantech製スマートフォンの「SIRIUSα IS06」と比較すると、幅と高さが一回り大きくなった。また重さも14グラム増えている。このあたりは防水防塵対応したためと思われる。ボディのカラーバリエーションはクリアホワイト、ルーセントピンク、スモーキーブラウンの3色を用意。スマートフォンとしては珍しく、製品に卓上ホルダが同梱される。

photophoto 「MIRACH IS11PT」のルーセントピンク。正面のタッチパネル下にあるボタンは3つとも物理式で、しっかりした押し心地。センサーキーに戸惑いがちなスマートフォンビギナーでも使いやすい(左)。背面には、AF・手ブレ補正付きカメラとフラッシュ、赤外線ポート、外部スピーカー、卓上ホルダー用の充電端子がある(右)※左上のネジ穴カバーが取れているのはたまたま

photophoto 端末左側面に防水キャップでカバーされたMicro USB端子がある(左)。ボリュームキーは右側面(右)。フレーム部分はシルバーメッキが施されている

photophoto 端末の上面(左)と底面(右)。電源キーは上面のセンターに配置されている

photophoto 防水端末のため背面カバーはロックキー付き。SIMとmicroSDには電池パックを外してアクセスする。電池パックの容量は1320mAh(左)。製品にはスマートフォンでは珍しく卓上ホルダが付属。端末を設置すると、ホーム画面が時計モードになる

「シンプルモード」でケータイ風UIに切り替え

 MIRACHならではの特徴といえるのが、従来の携帯電話に近い操作感を提供するユーザーインタフェース「シンプルモード」の搭載だ。シンプルモードではホーム画面とメニュー画面によく使う機能が集約され、アイコンの位置も固定されている。カスタマイズの自由度が下がっているが、スマートフォンを初めて使うユーザーでもケータイ感覚で操作できるという。もちろんAndroid標準のUIにも随時切り替えられるので、ニーズに合わせて2つのUIを使い分けられる。現時点で、シンプルモードはMIRACHのみに提供される。

 KDDIではスマートフォンの操作に不慣れなユーザーを対象に「かんたんメニュー」を提供しているが、かんたんメニューはかなり割り切ったUIだけに、MIRACHのシンプルモードはよりグラフィカルで呼び出せる機能も増えているのが違いだ。

 使いやすさという点では、Androidスマートフォンでは初めての「重ね書き」に対応した文字入力にも対応した。これまでの手書き入力では一文字ごとに変換を待つ必要があったが、MIRACHでは連続して文書を手書きしても予測変換と合わせて文字入力が行えるという。また海外メーカー製らしく、日本語と英語だけでなく、韓国語、中国語、ポルトガル語の多言語機能も備えた(シンプルモードでは日本語と英語のみ)。このほか、音声で機能を呼び出せるボイスコマンド機能も搭載している。

 MIRACHはワンセグには対応しないが、NHKの番組を視聴できるアプリ「NHK ON!」をプリインストールしている。NHK ON!の詳細は後日発表されるとのことだが、一部の有料番組は「auかんたん決済」で支払えるという。

photophotophoto シンプルモードのホーム画面(左)とメニュー画面(中)。2つともこのあらかじめ用意された1ページのみで、アイコンの並べ替えやウィジェットの配置などのカスタマイズはできない。シンプルモード時のロック画面(右)

photophotophoto シンプルモードでのアプリ一覧は、五十音順の縦スクロール画面(左)。シンプルモードでのみ呼び出せるワンタッチダイヤル(中)最大12件までアドレスを登録できる。発信画面も字を大きくするなど、Android標準のUIと違いがある(右)

photo シンプルモードのカメラは横画面に固定されており、明るさやデジタルズームなどは操作できるが、細かい設定も隠されている

photophotophoto シンプルモードのアドレス帳は、新しいアドレスをウィザード方式で登録する(左)。通知画面の“シンプルモード”ボタンを押すと、標準UIに移行する(中、右)。ほかにも(シンプルモードの)設定画面からも切り替えられる

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