長文入力には欠かせない!――Bluetoothキーボードはこう選べ iOS編:ビジネスタブレットのお供に(1/3 ページ)

» 2014年01月29日 13時00分 公開
[森田秀一,Business Media 誠]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Photo

 仕事でタブレットをバリバリ使うようになると、キーボードが欲しくなる。込み入った内容のメールを書きたい、プレゼン資料をまとめたい――といった用途になると、タッチパネルに表示されるソフトウェアキーボードで作業するのはやはり辛い。

 そこで今回は、前後編の2回に分けて、タブレット向きのBluetoothキーボードを取り上げる。前編ではキーボードを選ぶ際の注意点を解説するとともに、iOS向きのBluetoothキーボード4種を紹介。後編ではAndroid向きのキーボードを紹介する。なお、今回の企画では、特定機種向きの画面保護カバー一体型キーボードや、汎用タイプでも比較的大ぶりの製品(テンキー搭載機など)は対象外としている。

Bluetoothキーボードを選ぶときの注意点

 Bluetoothキーボードを選ぶときの注意点として、この9点は外せない。

  • 折りたたみ型かどうか
  • 電源が乾電池か内蔵バッテリーか
  • 動作時間
  • 特殊キーの配置
  • 対応OSおよびキー配列(日本語/英語)
  • ペアリング台数
  • サイズと重さ
  • Bluetoothのバージョン
  • キータッチ

 まずはそれぞれの項目について解説していこう。

折りたたみ型かどうか

Photo 折りたたみ型キーボードの例。ここまでコンパクトになる

 スマートフォンほどではないにせよ、タブレットは日常的に持ち運ぶことが多い機器だ。そのため、Bluetoothキーボードもある程度は持ち運びやすさを考慮したい。

 この点においては、折りたたみ型を選ぶか否かが最初のポイントとなる。折りたたみ型なら手のひらにギリギリ乗るくらいのサイズにまで小さくなるので、持ち歩くのにはとても便利だ。

 その一方で折りたたみ型キーボードはキーサイズが小さく、一部のキーが省略されることもある。ノートPC並みの打ちやすさを求めていたり、持ち運んで使うことがないなら、非折りたたみ型のキーボードを選ぶ手もある。

電源が乾電池か内蔵バッテリーか

 Bluetoothキーボードは有線(USB)接続とは異なり、無線でタブレットとの通信を行うため、バッテリーが必要になる。

 本企画で紹介するキーボードの電源は、乾電池と内蔵バッテリーの2種類。乾電池のメリットは、必要なときにどこでも入手できる点だ。万一、外出先で電池が切れた場合でも、コンビニなどで調達できる。充電式電池を持っていれば、電池代を気にすることもない。なお、使用する電池のサイズ(ほぼ単三か単四)や本数も確認しておきたい。

 内蔵バッテリーは、付属のmicroUSBかminiUSBケーブルで充電することになる。出張などで長期間持ち歩く場合は、ACアダプタとUSBケーブルを持ち運んだほうが安心だ。タブレット本体の充電がUSB方式であれば、それらのアダプタを使い回せる可能性はある。なお、一般的に内蔵バッテリー式のほうが、乾電池式よりもキーボード本体の構造が薄くなる。

Photo 乾電池ならイザという時の交換が簡単(画面=左)。充電式キーボードはたいていUSBケーブル充電(画面=右)

動作時間

 バッテリーの種類とも関連するが、Bluetoothキーボードは動作時間を一律に表現するのがなかなか難しく、メーカーによって対応が分かれる。多くは3カ月や半年といった期間で示されるが、1日あたりの利用時間を定めているのだ。これはユーザー側の環境によって使える時間が大幅に変わるからだろう。参考程度にみておくといい。

特殊キーの配置

 コンパクトなキーボードは、特殊キーが省略されていたり配置が特殊だったりする。カーソルキーがとても小さかったり、右Ctrlキーがなかったりするだけでなく、Escキーが単独で存在せず、別キーとの組み合わせになっている場合すらある。ファンクションキー(F1〜F12)の扱いも各製品によってかなり異なる。製品情報サイトを見れば、詳しいキー配置を確認できるだろう。

Photo 右Ctrlキーなどは省略される傾向にある。カーソルキーが小さかったりする場合も

対応OSおよびキー配列(日本語/英語)

 Bluetoothは汎用性の高い規格だが、Bluetoothキーボードとなると途端に一筋縄ではいかなくなる。まず大前提として「iOSでは日本語配列キーボードを日本語配列のまま使えない」ということを理解しておく必要がある(※)。

※ アップル純正のBluetoothキーボード「Apple Wireless Keyboard(JIS)」は、日本語配列のまま利用できる(2014/01/30追記)

 iOSでは、最新のiOS 7であっても日本語キーボードを想定した設定がない。このため、日本語配列キーボードをiOS端末に接続しても、キーボードに印字されている文字や記号がそのまま入力できない。例えばShift+2を入力した場合、日本語配列なら「"」と入力されるはずだが、iOSの画面には「@」と表示される。

 このため、iOS端末において、「キーの刻印通りの入力をしたい」という場合は英語配列キーボードを使うしかない。「iOS対応」をうたう日本語キーボードでも、よくよく見ると「キー刻印を読み替えてください」といった注釈がパッケージや説明書に書かれているはずだ。ちなみに、キーボード側で特殊な対応をすることで配列問題を解決した機種も一部ある。

Photo 英語配列の例。「2」キーに注目(画面=左)。こちらは日本語配列。「2」キーに「"」が刻印されている(画面=右)

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月13日 更新
  1. スマホの「実質価格」高騰の恐れ、iPhone 18 Proは2倍高く? 総務省の残価設定ルール厳格化は“誰のため”か (2026年10月10日)
  2. ダイソーで1100円の「GaN USB充電器」は折り畳みプラグで外出用に持ち歩きやすい 45W出力対応でPCでも使える (2026年10月10日)
  3. 個人情報の流出にユーザーはどう備える? 乗っ取りやクレカ不正利用を防ぐ「3段階」の対策ガイド (2026年10月12日)
  4. 楽天モバイル、KDDIローミングが大幅に縮小――ユーザーに対する説明責任はないのか (2026年10月11日)
  5. ダイソーで1100円のノイキャンイヤフォン「TWS009」を試す 騒音カットの効果は実感も電池持ちに課題か (2026年10月09日)
  6. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  7. 資産3000万円以上が対象 MUFG「エムット」最上位サービスと“年会費無料”アメックス・プラチナの魅力とは (2026年10月08日)
  8. 10月1日から楽天モバイルの「au 4G LTEエリアローミング」が縮小も意外と残っている件 (2026年10月10日)
  9. 【ワークマン】4900円の「アーバンライトバックパック」 豊富なポケットやナスカン&バックル付き (2026年10月11日)
  10. POCO F9 Ultraのベースモデル「REDMI K100 Pro Max」はバッテリー容量とカラバリに違いがある (2026年10月11日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー