世界シェア3位を目指すHuawei、“プレミアム”な6型モデル「Ascend Mate7」など3製品を発表IFA 2014(1/3 ページ)

» 2014年09月05日 23時05分 公開
[山根康宏ITmedia]

 中Huaweiは9月4日(現地時間)、IFA 2014の開幕に合わせてドイツ・ベルリン市内で新製品発表会を開催。6型液晶を搭載したプレミアムファブレット「Ascend Mate7」、5.5型液晶の普及モデル「Ascend G7」、そして現行モデル「Ascend P7」にサファイアガラスを採用した新バージョンという3製品を発表した。

販売台数は3年で4倍に スマートフォン世界シェア1位の座も狙う

 発表会に登壇した同社コンシューマービジネス部門のリチャード・ユーCEOはまず、Huawei製スマートフォンの販売動向について説明した。

 同社が全世界で販売したスマートフォンの台数は、2013年が5200万台、そして2014年は8000万台を目標にしているとのこと。2011年が2000万台だったことから、わずか3年で販売台を4倍に伸ばしたことになる。これは同社が相手先ブランドでのスマートフォン販売をやめ、自社ブランド販売に切り替えたことも大きく寄与している。今では世界中の通信事業者や量販店で見かける同社のスマートフォンには全て“HUAWEI”のロゴが入っている。

 2013年のマーケットシェアは6.9%で、これは韓Samsung、米Appleに次いで第3位に位置している。だがリーCEOは「2位、そして1位の座も狙っていきたい」とさらなる成長に自信を見せた。その目標に現実味があることは、世界各地域の販売数の伸びを見ればうなづけるかもしれない。中東とアフリカでは前年比550%、ラテンアメリカでは275%と新興国では急成長を見せている。また先進国の多いヨーロッパでも120%と、着実に数を伸ばしている。

photophoto 新製品発表会が行われたベルリンのMax-Schmeling-Halleh(写真=左)。Huawei Deviceのコンシューマービジネス部門CEO、リチャード・ユー氏(写真=右)
photophoto スマートフォンの販売台数は3年で4倍に。2014年は8000万台を目指す(写真=左)。世界シェアは6.9%で第3位、さらに上位も狙う

 そして今後は、スマートフォンの販売拡大のため、「製品」「ブランド」「パートーナー」という3つのポイントに重点を置くことを明らかにした。その中でも製品については、より高品質な素材と流行のデザインの採用、そして高級感のあるプレミアムな製品の企画など、従来のHuaweiとは異なるイメージの製品を増やしていくという。ちなみに今回発表された3製品は、いずれもプレミアム感を強調した、まさしくHuaweiの今後の方向性に沿った製品である。

 2つめのブランドについては、サッカークラブとの提携やスポンサードなどを広げ、若い世代向けにHuaweiという会社の知名度を広げる活動を進める。最後のパートナーは世界各国に販売店を増やし、商品の認知を年々高めているとのこと。だが最も重要なのはこれら3つのポイントではなく、顧客の満足度の高い製品を作り続けていくこと、すなわち顧客第一の考えを常に持ち続けることだという。

photophoto 製品拡販のための3つのポイント(写真=左)。質感やデザインを高めた製品でブランドを強化する考え(写真=右)
photophoto サッカークラブとの協業も進めて(写真=左)。小売店の数も増やしているという

サファイアガラスを採用した「Ascned P7 Sapphire Edition」

 最初に発表された「Ascend P7 Sapphire Edition」は、6月にパリで発表された「Ascend P7」のスペシャル版で、ディスプレイパネルにサファイアガラスを採用したモデル。背面側にもセラミック素材を使い、表裏ともにキズに強くなっているのが特徴だ。

photophoto 今回発表となった3製品(写真=左)。日本でも販売が始まったAsecnd P7そのスペシャル版が「Ascend P7 Sapphire Edition」だ(写真=右)

 ポケットの中に鍵やコインなどと一緒に乱雑に入れても、キズが付くことはないという。サイドの金属フレームもローズゴールドカラーとし、高級感を高めている。

photophoto Ascend P7 Sapphire Editionはサファイアガラスを採用、もう画面上に保護フィルムを貼る必要はない(写真=左)。背面もセラミックとなり、表も裏もキズが付きにくくなった(写真=右)

 発表会のステージ上でリーCEOは、実際に同製品の両面にカッターを強く何度も当てるデモを行った。もちろん画面上に傷が付くことはなく、高級感と耐久性という2つの特徴を合わせ持った製品であることをアピールしていた。なお、残念ながら発表会後のタッチ&トライコーナーに実機の展示はなく、その質感を確かめることはできなかった。

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