赤外線サーモグラフィーカメラは、建築や漏水の診断、電気設備の点検、健康や衛生管理など、幅広いシーンで活用できる。ITmedia Mobileの読者なら、スマートフォンやPCが発熱して、どれほどの温度なのか、またどの部分が発熱しているのかを調べたいと思った人も多いのではないだろうか。ただ、赤外線サーモグラフィーカメラは10万円を超える製品も多く、手軽に購入できるものではない。
そこでオススメしたいのが、フリアーシステムズが提供している「FLIR ONE Pro」だ。iPhoneやAndroidスマートフォンに装着するだけで、赤外線サーモグラフィーカメラとして使えるようになる。Amazonでは2021年12月31日まで19%オフの割引価格としており、iOS向けが4万4536円、Android向けが4万5485円で購入できる(いずれも税込み)。
従来のサーモグラフィーカメラは赤外線画像のみを取得するため、鮮明さに欠けていたが、FLIR ONE Proは「赤外線カメラ」と「可視カメラ」という2つのカメラを用いることで、この問題を解消。2つのカメラが捉えた画像を合成し、「スーパーファインコントラスト(MSX)」という独自の画像補正機能を活用する。可視カメラが捉えた被写体のディテールを赤外線画像に追加することで、輪郭だけでなく文字までも鮮明に映し出す。この技術のおかげで、熱に関する細かな問題も特定しやすくなるというわけだ。
赤外線カメラは1万9200画素(160×120ピクセル)での撮影に対応。撮影可能温度は−20℃〜400℃をカバーするので、日常のさまざまな温度を可視化できる。iOSはLightning、AndroidはUSB Type-Cに対応している。コネクターは4mmまで調節でき、ケースを装着したスマホと接続できるのもうれしい。
iOSとAndroid向けにFLIR ONEアプリも用意している。画像をキャプチャーしたり注釈を加えたりできるので、チームのメンバーや顧客と共有するのにも役立つ。
フリアーシステムズは50年以上にわたって赤外線技術の研究・開発を行ってきた老舗メーカー。研究を重ねて赤外線サーモグラフィーカメラの小型化と低価格化に成功し、個人でも手軽に使えるようになった。ポケットサイズのFLIR ONE Proを手にして、日常生活や業務の“問題解決”に役立ててほしい。
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提供:フリアーシステムズジャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2021年12月25日