ドコモオンラインショップが公表している「売れ筋ランキング」をもとに、端末販売のランキングを紹介する。5月19日〜5月25日の期間は、「iPhone 16(128GB)」が前週3位から首位に躍り出た。一方、前週首位だった「Google Pixel 9a(128GB)」は5位まで後退し、Googleの最新ミドルレンジモデルの勢いに陰りが見え始めている。
2位には「iPhone 16e(128GB)」が前週と同じ順位をキープした。11万8910円という価格設定は、上位モデルのiPhone 16より約2万6000円安く、コストパフォーマンスを重視するユーザーから根強い支持を集めているようだ。3位の「Galaxy S25 SC-51F(256GB)」も前週4位から順位を上げ、Androidフラグシップモデルとして存在感を示した。
「iPhone 15(128GB)」は前週6位から4位に浮上した。型落ちモデルながら11万8910円とiPhone 16eと同価格で購入でき、カメラ機能を重視するユーザーにとって魅力的な選択肢となっている。
「Google Pixel 9a(256GB)」は圏外から9位に浮上した。128GBモデルが5位に後退する中、ストレージ容量を重視するユーザーが256GBモデルを選択している様子がうかがえる。
「Xperia 10 VI SO-52E」が5位から6位に、「AQUOS sense9 SH-53E」が7位から8位にそれぞれ1つずつ順位を下げた。両機種とも6万円台のミドルレンジモデルで、激戦区での厳しい競争が続いている。
今週のランキングは、iPhoneの強さが改めて示される結果となった。トップ10のうち5機種をiPhoneが占め、特に上位4位以内に3機種が入るなど圧倒的な人気を誇っている。夏商戦向けにAndroidの新モデル発表が相次いでいるが、現時点では対抗馬不在の状況だ。
ドコモ販売ランキング:「Pixel 9a」が3週連続で1位、iPhone 16eも2位を堅持【5月12日〜5月18日】
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