ドコモオンラインショップが公表している「売れ筋ランキング」をもとに、端末販売のランキングを紹介する。5月12日〜5月18日の期間は、「Google Pixel 9a」が3週連続で首位をキープ。「iPhone 16e」が2位を維持する安定した構図が続いている。
最も大きな動きを見せたのは「iPhone 16(128GB)」だ。前週の5位から3位へと2ランクアップし、上位争いに加わった。
一方で、前週3位だった「Xperia 10 VI SO-52E」は5位へと後退した。この機種は、2025年秋に後継機が登場するという予告がなされているため、買い控えする動きが出てくる可能性がある。
「Galaxy S25 SC-51F」は前週から変わらず4位を維持。13万5740円という価格帯で、Androidフラグシップモデルとして安定した人気を保っている。韓国メーカーの最新モデルが上位に定着していることは、日本市場でのGalaxyブランドの浸透を物語っている。
中位グループでは「iPhone 15(128GB)」が8位から6位へ浮上した。1世代前のモデルでありながら11万8910円という価格設定で健闘している。「AQUOS sense9 SH-53E」は6位から7位へ1ランクダウンしたものの、国産スマートフォンとして根強い支持を集めている。
今回のランキングからは、7万〜12万円のミドルレンジ帯が市場の中心となっている様子が読み取れる。Google PixelとiPhoneという2大ブランドが上位を占める一方で、GalaxyやXperia、AQUOSといったメーカーの多様性は保たれている。6月以降の新機種発表に向けた動きが注目だ。
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