Y!mobileの「シンプル3 M/L」、セット割なしでも月額1100円×12カ月割引 プラン変更も対象

» 2026年07月15日 12時48分 公開
[田中聡,ITmedia]
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 ソフトバンクが、Y!mobile向けに新しいキャンペーン「超!おトク割」を7月17日に開始する。

Y!mobile Y!mobileで7月17日から「超!おトク割」を提供する

 このキャンペーンでは、対象プランに加入した翌月から1年間、月額料金毎月1100円割り引く。家族割引やネット回線とのセット割引が適用されないユーザーにも、お得にY!mobileを利用してもらうよう提供する。

 割引の対象プランはデータ容量30GBの「シンプル3 M」と、データ容量35GBの「シンプル3 L」の2種類だ。それぞれのプランに新たに加入するか、プラン変更をすることで、適用条件を満たす。

 既存のシンプル3 M/Lのユーザーがシンプル3 Sに変更した後、再びシンプル3 M/Lに変更しても、割引が適用される。

 同一回線での特典適用は1回限りとし、家族割引サービスやおうち割光セットなどの各種割引サービスとは併用できない。また、対象プランで特典を受けた後に「シンプル3 S」に変更すると、その期間は割引の対象外となる。

 さらに、年会費1万1000円の「PayPayカード ゴールド」を通信料支払いに指定すると、月額770円を割り引く。年会費無料の「PayPayカード」の場合、月額330円の割引となる。

 シンプル3 Mは月額4378円から超!おトク割の1000円とカード特典の770円を引くことで、加入翌月から1年間は月額2508円で利用できる。14カ月目以降の月額料金は3608円だ。

 シンプル3 Lに加入して同カード特典を適用した場合は、月額5478円から同様に合計1870円を割り引く。これにより、加入翌月から1年間は月額3608円で利用可能となり、14カ月目以降は月額4708円になる。

 キャンペーンの終了時期は未定で、決まり次第、Webサイトなどで案内する。

Y!mobile 各種割引適用後の料金

なぜ値上げ後に割引を実施?

 ソフトバンクは、Y!mobileの料金プラン6月〜7月から順次値上げしており、シンプル3については6月2日から月額220円の値上げとなった。それにもかかわらず、1100円の割引を提供するのは、KDDIが6月25日から提供している「UQコミコミおトク割」に対抗するためだとみられる。

 UQコミコミおトク割では、データ容量が月35GBの「コミコミプランバリュー」へ新規加入すると、月額3828円から13カ月間660円を割り引き、3168円とする。Y!mobileのシンプル3 Lも同じく35GBで、超!おトク割とPayPayカード ゴールド特典の割引後は月額3608円。

 Y!mobileの方が440円高い上に、コミコミプランバリューには「Pontaパス」や「サブスクぷらすポイント(20%還元)」が含まれている。また、UQコミコミおトク割には、13カ月目まではクレジットカードの割引は含まれておらず、13カ月目の末日にau PAY ゴールドカードを所有していると、14カ月目以降も割引が継続する。

 なお、データ容量はコミコミプランバリューよりも5GB少ないが30GBだが、シンプル3 Mなら、超!おトク割の割引だけで1年間月額3278円になり、UQ mobileの割引後料金と大差なくなる。

 Y!mobileの超!おトク割は1年間限定だが、Y!mobileからUQ mobileへの流出を防ぐ狙いもありそうだ。

【7月15日18時30分追記】値上げ直後にもかかわらず、割引を実施した理由についてソフトバンクは、「今回の『超!おトク割』は、料金の改定ではなく、割引キャンペーンとして実施するものです。市場動向を踏まえて検討を進めた結果、家族割やネット回線とのセット割が適用されないお客さまにも、1人でお得にご利用いただける内容としました。このたび実施に向けた準備が整ったことから、このタイミングで開始しました」とコメントする。

 UQ mobileの対抗策かどうかについては「他社の料金は、市場動向などを見ながら常に意識しています」と述べ、今回のキャンペーンは、家族やネット回線とのセット割が適用されないユーザーに対しても、1人でお得に利用できるようにしたことが狙いだとした。

UQ mobile 6月25日から提供されている「UQコミコミおトク割」

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