スマホ値上げ時代にXiaomiが出した答え 「エントリーでも6年更新」や「1万mAhバッテリー」で“長く安心”を訴求(2/2 ページ)

» 2026年08月28日 20時00分 公開
[田中聡,ITmedia]
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1万mAhバッテリーの搭載はインパクトを狙った側面も

 セキュリティアップデート期間の「6年」は、1.5日の充電サイクルでREDMI Note 17 Pro Max 5Gのバッテリー容量が80%を維持する期間でもある。

 1万mAh大容量バッテリーを搭載したREDMI Note 17 Pro Max 5Gを新ラインアップに加えたのは、長期利用や安心感を求めるユーザーのニーズに応えるとともに、インパクトを狙った部分もあるという。

 「特定の用途というよりは、技術的なマイルストーンを商品に落とし込めたのがこのタイミングだった。実は同じREDMI Note 15 Pro 5Gという商品名で9200mAhのバッテリーを搭載しているものがあるが、こちらはデュアルセル(バッテリーを2分割で搭載したもの)となっている。日本向け(他国も含む)はシングルセルで1万mAhなので、やはりインパクトがある」(安達氏)

REDMI Note 17 Pro Max 5G 1万mAhバッテリーは数字上のインパクトも大きい

 なお、Xiaomiは、ミッドレンジのREDMI Noteシリーズで1機種はFeliCaを搭載する方針だが、今回の新機種にはFeliCaは載せていない。ただし、2026年1月に発売した「REDMI Note 15 Pro 5G」はFeliCa対応なので、2026年モデルという範囲で見ると、その方針は破綻していない。

REDMI Note 17 Pro Max 5G Xiaomiは、エントリー、ミドル、ハイエンドの3カテゴリーで1機種、FeliCaを搭載している

 長期のサポートや大容量バッテリーを上手に活用して、6年程度使うユーザーが増えると、Xiaomi端末の買い替えサイクルも伸びてしまい、同社の売り上げが落ちることも懸念されるが、「長く使ってほしいというのは本当。実際、(2021年発売の)『Mi 11 Lite 5G』や『Xiaomi 11T』をまだ使っています、という声を聞くと、素直にうれしい」と安達氏。

 「長年使っていただくことでXiaomiコミュニティーとのつながりが深まり、結果としてタブレットやウェアラブルなど、他のXiaomiエコシステム製品の購入にもつながると考えている。お客さまに誠実に向き合うことが最良の選択だと考えている」

 スマートフォンの長期利用は、ファン層の拡大に直結する。ガジェットから生活家電まで展開するXiaomiのエコシステムを、より強力に推進する原動力となりそうだ。

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