ゼリーみたいなスマホ冷却パッドは本当に冷える? エレコムの「P-SMPT02BU」を炎天下で検証:スマホ冷やしグッズ検証(2/2 ページ)

» 2026年09月01日 12時00分 公開
[渡辺まりか,ITmedia]
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よく冷えるが使用時の注意点もあり

 では、早速試してみよう。検証した日は、外気温が32度、日陰になっている壁の温度が38.8度という天候であった。

日陰でも38.8度 日陰の白い壁でも38.8度である

 検証に使ったのは、2024年発売のiPhone 16だ。単体で5分間動画を撮影し、その直後のカメラ回りの温度を測る。その後、P-SMPT02BUを貼り付けて5分間動画を回し、直後に温度を測るという手順だ。

 5分間の撮影後、iPhoneのカメラ回りの温度は40.4度になっていた。お風呂であれば少しぬるいかなと感じる程度なのだが、フレームに触れるとかなり熱い。

40.4度 40.4度。Not Foundではないが、見たくない数字だ

 そこで、P-SMPT02BUを貼り付けてから、動画を5分間撮影してみた。

剥離紙を剥がす まずは裏面のシートを剥がす
貼り付ける iPhoneに貼り付ける

 5分後に測定したところ、37.9度にまで下がっていた。

37.9度 対策後は37.9度に下がっていた

 スマホに取り付けたまま、P-SMPT02BU自体の温度を測定したところ、29度であった。貼り付ける時間が長ければ、もう少し吸熱できたのかもしれない。いずれにしても、5分で2.5度も温度を下げられたので、実用的だといえよう。

まだ冷やせる 検証後でも固体が半分以上残っていた。まだ冷やせるということだ

 確かな効果を確認できたが、注意したいこともある。それは、28度が固体と液体の変化点であるため、30度を超えるような外気温で数時間過ごした後にP-SMPT02BUを使おうとしても、既に液体に変化してしまっていて使えないという点だ。

室内でも28度以上だと液体になってしまう。これはしばらく夜間の室内に置いておいたものだ

 外出先で効果的に使うには、空調の効いた室温に置いておくか、出先で水道水を当てるなどして固化した状態に戻してから使う工夫が必要になるだろう。

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