初音ミク6分の1フィギュアも“瞬殺” 衰えぬ人気
ITmedia NewsWeekly Access Top10
2008年04月27日~2008年05月03日
- 生産終えるはずの「ELECTRIBE」、ニコ動で人気復活 「売れちゃってしょうがない」
- 初音ミク8分の1フィギュア、予約殺到でうれしい悲鳴
- 初音ミクの“神調教”が自動で!? 「ぼかりす」に話題騒然
- Windows XPのサポートはあと6年――Microsoftが改めて説明
- Windows XP SP3、ダウンロード提供が延期
- Wikipediaに「長野駅破壊する」と犯行予告 県警が捜査
- アキバ「路上撮影会」の自称グラビアアイドルを逮捕
- 鎌倉の自宅ではたらく、父子2人のIT企業
- 指でなぞって曲作り “ニコニコ時代”の手のひらシンセ「KAOSSILATOR」
- “同人出身”ガイナックスが語る、同人誌のグレーゾーン
先週のアクセストップは、生産終了を目前にしたコルグのシンセサイザー「ELECTRIBE」を演奏した動画が、ユーザーによってニコニコ動画やYouTubeにアップされ、そこから人気に火が付いて予想外に売れ、生産終了計画を凍結した――という記事だった。
コルグの営業担当者は「ニコニコ動画にジャパネットの高田社長がいるみたいだ」と話していたが、確かに、ニコニコ動画は独特のプロモーション力を持っている。例えばカシオの超高速連写(600fps)が可能なデジカメ「EX-F1」の連写性能を表現した動画は(ニコニコ動画へのリンク)は、投稿から1カ月で9万回近く再生され、「マジ欲しい」などといったコメントが殺到。「ニコニコ市場」に張り付けられた、Amazon.co.jpの購入ページへのリンクは4000回以上にクリックされ、製品も11台売れている。
2位は、グッドスマイルカンパニーが制作した「初音ミク」の8分の1フィギュアの初回生産分が、通常の倍のペースで売れ、すぐに予約受付を終了した、という記事だった。4月29日に予約受付が始まったボークス製の初音ミク6分の1フィギュアも、開始から2日後までに初回生産分の受付を終了。2次生産分の予約が始まっている。
初音ミクは昨年8月末に出た単体のソフトで、背景にストーリーもなければ“続編”もない。だが人気は衰えず、「Yahoo!ブログ検索」でブログ上の注目度の推移を見ても、昨年11月ごろまで急速に伸びた後横ばいが続き、落ちそうな気配はない。キャラクターとして一時的に流行する可能性はあったとしても、ここまで息の長いヒットになるとは、作った側も予想外だっただろう。
人気持続の鍵は、2次創作の盛り上がりにありそうだ。公式のコンテンツの投入が終了しても、その後の2次創作が盛り上がることで、キャラクターや作品の人気が持続することがある。たくさんの同人作品が生まれれば、その作品はその分“延命”できる――というわけだ
10位の記事にあるように、ガイナックスは「新世紀エヴァンゲリオン」で、ファンサイトが簡単な申請で公式画像が使えるようにするなど、ファンによる応援や創作を後押し。結果としてエヴァは、アニメ終了から10年経った今でも人気が続き、昨年公開された劇場版もヒットした。
初音ミクは、さらに自由にキャラクターの権利を開放したことで、2次創作の可能性が広がり、人気が高まっていった。歌声を自由に操ることができ、「ニコニコ動画」という発表の場もあったことで、歌、プロモーションビデオ、アニメといったさまざまな創作が、立体的に広がっていった。
――というのは後付けの分析でしかないが、キャラクターを“開放”することが、人気の持続にプラスになっているということは言えそうだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「購入済みの着せかえアイコン消えた」 LINEのiOS 26対応版に「金返せ」と不満
-
2
浅田真央さん旧ドメイン失効問題、さくら田中社長「対処します」の意図は 同社に聞いた
-
3
小田急、「充レン」撤去→「CHARGESPOT」に回帰 全70駅に拡大へ
-
4
デジタル庁から個人情報漏えい 手順書ミスが原因、団体職員150人分の氏名など誤送付
-
5
「就活に生成AI利用」ほぼ全員に 面接で内容追及され困惑も
-
6
靖国神社、境内での軍服・コスプレを禁止
-
7
防衛省、リチェルカセキュリティに指名停止措置 研究事業で水増し請求か
-
8
圧をかけて“泡”爆増、ミラブルの技術が融合した「高圧洗浄機」を自宅で試したら掃除が楽しくなった
-
9
ニンテンドーミュージアム、不正購入チケットで入館できないケースを「複数確認」……「公式で買って」
-
10
X、「クリエイター収益分配プログラム」終了へ──「オリジナル投稿」に絞った新報酬制度に移行
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR