「PC用でも大丈夫?」――いろんなキーボードでMac miniを動かしてみた(1/3 ページ)

» 2005年02月25日 16時20分 公開
[こばやしゆたか,ITmedia]

 うわさのMac miniを一週間試用した。小ささと低価格とで、Macユーザーのみならず、多くのPCユーザーの食指も動かしているというキラーマシンだ。いつもなら速度のチェックとかをするのだけど、今回は違うことを調べだしてしまった。

サイズ

 まず、これがパッケージ。わきに置いたのは500ミリのペットボトル。街で買って簡単に下げてこられる。

 ちょうどうちの重箱と同じ大きさ。なかなかいい感じ。

 CDと重ねてみるとこんな感じだ。

 裏面はゴムになっている。iPodのDockと全く同じだ。

 重さは1.27キロ。ただし電源はACアダプタを使うようになっているので、その重さも量ってみると0.62キロだ。このアダプタは結構大きい。本体と並べるとこんな感じ。

 リビングなどに設置するときには、このアダプタをおく場所も考えておく必要がある。デスクまわりなら机の下にでも突っ込んでおくんだけど。

使う

 試用したMac miniはCPUがG4/1.42GHz、HDDが80Gバイトの上位モデル。7万140円の方だ。さらにBluetooth、AirMac(802.11g)を内蔵させ、ドライブはSuperDrive、メモリを1Gバイトにしたというフルカスタマイズバージョン。アップルストアで購入すると13万620円。液晶ディスプレイのついたiMac G5の価格(15万2040円から)にかなり近づいてしまう。

 Mac miniはふたを開けるのに専用の工具が必要だというくらいで、ユーザーがふたを開けることができないようになっている。したがって、あとから自分でメモリを増設するということができない。どうしても増設したければ、アップル認定のショップに依頼するということになっている。

 これはちょっときびしい。今カスタマイズの料金を算出してみたけど、購入時にこれだけの値段になるというと、せっかくのMac miniがなんだか安くない気持ちになってしまう。でも、人間不思議なもので、あとからだんだん買い足していくぶんには財布の紐がゆるむのだ。「なんだかんだ行って結局結構つぎ込んでいるぞ」なんてあとからほのぼの思うってのは、わたしらのお得意のセリフである。

 いままで、Macユーザーでない人に「マックってメモリを増設するだけで保障の対象じゃなくなるんでしょ」なんて言われることがなんどもあった。そのたびに、「いやそんなことはなくて、増設方法がマニュアルにも書いてあるよ。Power Mac G5に至っては光学ドライブの取り替え方法もちゃんと書いてある」なんて言ってきたんだけど、ここでまた「メモリを増設できない」マシンが登場してしまった。やはりスペースファクターに優れたiMac G5では、あれほどの美しい裏ぶたの開け方を実現させたのに、残念だ(*1)。

 さて、試用したMac miniに入っていたOSは Mac OS 10.3.7。最初の起動時に、インターネット経由ですでにこれだけのアップデータを発見してきた。ここには入っていないが、この後、OSそのものも10.3.8にアップデートされたので、いま起動するとそれも追加されるはずだ。

 しばらく使ってみて実感したのだけど、Mac miniは静かだ。アップルにはかつてCubeや初代iMacのようなファンレスのマシンが存在した。それにくらべMac miniには1つファンが入っている。それはなんとなく後退のように感じていたのだけど、そんなことはなかった。普通に使っているぶんにはこのファンはほとんど音を感じさせない。

 DVDの作成のためのエンコードのような負荷のかかる作業をさせると、ちゃんとファンの音が大きくなるので、温度によってパワーのかわるファンだということがわかる。DVDを見ているあいだにファンの音がしだすと、ちょっと気を取られてしまってかなしいのだけど、「ファインディングニモ」1本を見ているあいだ(100分)には、そんなことはなかった。

 Mac miniをサーバーとして使いたいって言う人は多い。いわゆるネットワークサーバーだけではなくて、iTunesの曲を全部おさめておくだけの、iTunesサーバーみたいな贅沢な使い方を考えている人もいる。そういう人たちには、この静かさはありがたい。

 コネクタ類はすべて背面に並んでいる。USBもだ。こないだまでだったら、これは「ちょっと」使いにくいと言っていたのだけど、アップルがiPod shuffleを出した今では、もっと強く言うことにする。これはかなり不便だ。

 電源スイッチも背中。純正ではないディスプレイやキーボードのつながる可能性の高いMac miniでは、このスイッチでしか電源のオンができない場合が多いだろう(オフはOSの操作でできる)。このマシンは基本的にスリープしかさせないというのが基本的な考え方なのだろう。

 ディスプレイはDVIコネクタ。アナログVGAにつなぎたいときには付属のアダプタを使うことになる。普段使っている液晶モニタ(LL-T19D1-H)につないでみたが、DVI、アナログとも綺麗に表示した。アナログ接続は最初、あれにじんでいるかなと思ったのだけど、モニタ側の調整(自動調整でOKだった)でクリアになった。

キーボードとマウス


*1開けられないのはデザイン的な理由だけではなく、構造的に開けさせたくないデリケートな作りになっているというのは理解できる。それでも、やっぱりメモリくらいさしたい。

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