NVIDIAのRTX Sparkがいよいよ始動する。RTX Sparkは同社にとって13年ぶりとなるWindows PC向けのプロセッサ(SoC)だ。ARMアーキテクチャのCPUコアと、GeForce RTX 5070 Laptop GPU級とされるGPUコアを統合した強力な内容で、そのパフォーマンスが世界的に大きく注目されている。
今回取り上げるのは、ASUS JAPANから登場したNVIDIA RTX Spark N1Xプロセッサ搭載の14型フラグシップクリエイター向けAIノートPC「ProArt P14(H7407)」だ。約1.48kgのコンパクトなフォームファクターに、RTX Sparkの上位モデル(6144コアGPU+20コアCPU)を実装し、外観も高級感あふれる仕上がりだ。
実機を入手したので、本記事ではパフォーマンスを中心に速報をお届けしよう。
ProArt P14(H7407)の最大の注目点は、RTX Spark N1Xプロセッサの搭載だ。NVIDIAにとっては、Windows PC向けSoCへの13年ぶりの再参入となる。Microsoftが普及を推進するWOA(Windows on Arm)の波に乗った形だ。
ラップトップ向けのRTX Spark N1Xは2つのSKUが公開されているが、ProArt P14(H7407)が搭載するのは上位のSKUだ。6144基のCUDAコアを備えるBlackwell GPUと、20コアのGrace CPUを統合している。
RTX Spark N1Xのメモリは、CPUとGPUで共有するユニファイドメモリで、メモリ帯域は最大毎秒300GB(9400MT/s×256bit)、容量は最大128GBだ。ProArt P14(H7407)は、帯域、容量ともにその上限となる仕様だ。
Grace CPUはMediaTekとの共同開発で、Arm設計のCPUコアを採用する。20コアの内訳は、性能優先のCortex-X925が10基、性能と電力効率のバランスをとったCortex-A725が10基という内容だ。
GPUも強力だ。6144基のCUDAコアというと、Blackwell世代ではGeForce RTX 5070 Ti Laptop GPU(5888基)を上回る。メモリ帯域が異なるので「5070 Ti以上」とはいえないが、相当な規模である。AI演算性能は、最大1PFLOPS(1000TFLOPS)と公表されている。
RTX Spark N1XのGPUはBlackwellベースでCUDAコアは6144基。CUDAコアの数だけでいえばGeForce RTX 5070 Ti Laptop GPU(5888基)を超える。AI演算性能は、最大1PFLOPS(1000TFLOPS)と公表されている
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