バラク・オバマ米大統領は11月23日、米国のSTEM(科学、技術、工学、数学)教育を強化するキャンペーン「Educate to Innovate」の立ち上げを発表した。
オバマ大統領は、「米国が再び科学的発見と技術的革新における世界の原動力となることは、今世紀の数々の課題に取り組むために必要なことだ。従ってわたしは向こう10年間、STEM教育の強化を国家的優先課題とする」と語った。
米政府が43億5000万ドルの連邦助成金を投入するほか、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団、カーネギー財団、米Intelなどの民間部門が総額2億6000万ドルを超える資金を提供する。
メディア、インタラクティブゲーム、ハンズオンラーニングシステムなどを採用し、向こう4年間に1000万人の生徒を次世代の革新者として育成するという。同キャンペーンの下、米Time Warner Cableや米Discovery Communicationsが教育的プログラムを提供するほか、Sony Computer Entertainment America(SCEA)、米Microsoftらがパートナー企業とともにSTEM教育関連ゲーム開発コンテストを開催する。
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