米Googleは3月1日、オンライン写真編集サービスの米Picnikの買収を完了したと発表した。買収総額などの詳細は非公表。買収により、傘下の写真共有サービスPicasa Web Albumsの編集機能を強化する。
Picnikは2005年創業のワシントン州シアトルに拠点を置く非公開企業。従業員は約20人。写真の色調補正やトリミングなどの編集作業をWebブラウザからオンラインで行えるサービスを提供している。写真を保存するストレージサービスは行っておらず、GoogleのPicasa Web Albumsのほか、Facebook、Flickr、Yahoo! Mail、Photobucketなどに組み込まれている。Picnikによると、毎月数百万人のユーザーがサービスを利用しているという。
Picnikは今後もFlickrなどへのサービス提供を含む現行サービスを継続し、ユーザーはGoogleのアカウントを新たに取得したりせずにサービスを使い続けられる。
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