ルクセンブルクのSkypeは10月5日(現地時間)、米GoogleのAndroidを搭載する端末でIP電話が利用できる「Skype for Android」をリリースしたと発表した。Android 2.1以上に対応する。日本語を含む17カ国語版が用意されているが、現在日本語版と中国語版はまだダウンロードできない。
デスクトップ版同様、Skype同士の通話とIMは無料で、一般電話への発信や国際電話も低価格でできる。3GおよびWi-Fiで利用でき、デスクトップ版などでSkypeアカウントを取得しているユーザーは、コンタクトリストをAndroidの連絡先と統合できる。なお、米国ではWi-Fi版のみでのスタートとなった。
モバイル向けSkypeとしては、既にSymbian版とiPhoneとiPadのOSであるiOS版が提供されており、主要スマートフォン同士の無料通話が可能になったことになる。
Skypeは8月に株式公開を申請し、ビジネスツールのリリースや米Avayaとの提携など、収益化に注力している。スマートフォン市場でシェアを伸ばしているAndroid向けアプリの提供により、ユーザーシェアの拡大を狙う。
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