下り最大42Mbpsの高速データ通信サービス「ULTRA SPEED」を2011年2月下旬以降に始める計画も発表した。
イー・モバイルが今月から始める「EMOBILE G4」と同様に、隣接する2つの5MHzの周波数帯を1端末で同時受信する「DC-HSDPA」(デュアルセルHSDPA)方式により高速化する。ZTE製の法人向けデータ通信専用端末の発売に合わせて開始し、政令指定都市と県庁所在地中心にエリアを拡大。11年6月に人口カバー率60%を目指すという。
「LTEを超える速度をLTEより早くカバーする」──孫社長は、NTTドコモが12月にサービス開始を予定しているLTE「Xi」(クロッシィ)と比較してみせた。Xiの開始当初の速度(最大37.5Mbps、一部屋内は最大75Mbps)と人口カバー率ロードマップよりULTRA SPEEDが優れているという。
DC-HSDPAで先行するイー・モバイルとはMVNOで協業している関係。「イー・モバイルは重要な戦略的パートナー。人口カバー率6割のそれ以外のところでイー・モバイルと相乗りしていくことは十分考えられる」とした。
個人向けにも対応端末としてZTE製モバイルWi-FiルータとHuawei製データ通信専用端末を発売する予定。また一般端末でも対応していくという。
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