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Android、Nielsenの調査でも米スマートフォン市場で首位に

» 2011年03月04日 07時26分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米調査会社Nielsenが3月3日(現地時間)に発表した最新の米スマートフォンユーザー調査によると、OS別シェアで米GoogleのAndroidがカナダのResearch In Mortion(RIM)のBlackBerryを抜き、首位に立った。同社の調査でAndroidが1位になったのは初めてだ。

 Androidのシェアは29%で、BlackBerryと米AppleのiOSが27%で同率の2位となった。だが、メーカー別でみると、RIMとAppleが同率首位で、シェア19%(過去に販売していたPalm OS搭載機ユーザー1%未満を除く)で3位の台湾のHTCを大きく引き離している。HTCはAndroidとWindows Phone 7搭載端末を製造している。

 nielsen 1 OS/メーカー別米スマートフォン市場シェア(2010年11月〜2011年1月にスマートフォンユーザー1万4701人を対象に実施 資料:Nielsen Company)

 Nielsenは、各スマートフォンOSユーザーの年齢別シェアを示すグラフも公開した。これを見ると、Androidは他のOSよりも若年ユーザーの割合が多いことが分かる。Android端末は広い価格帯で販売されており、低価格の端末が受け入れられていると見ることができるだろう。

 nielsen 2 OS/年齢層別米スマートフォン市場シェア(2010年11月〜2011年1月にスマートフォンユーザー1万4701人を対象に実施 資料:Nielsen Company)

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