米Googleは10月19日(現地時間)、オンラインショップGoogleストアの「Nexus 5X」の日本を含む6カ国に向けた出荷を開始したと発表した。
10月1日に購入した本稿筆者の注文履歴も「発送済み」に切り替わった。
Nexus 5Xは、Googleが9月29日に発表したAndroid 6.0 Marshmallow搭載の韓国LG Electronics製5.2型端末。日本ではソフトバンクがY!mobileブランドで20日から、NTTドコモが22日から販売する。
Googleストア版はSIMロックフリーで、価格は16Gバイトモデルが5万9300円、32Gバイトモデルが6万3400円。
Googleはこれを記念して、米国ユーザー向けに独自モバイル通信サービス「Project Fi」の24時間限定招待キャンペーンを開始した。
Project Fiは同社が4月に発表した、複数のキャリア(現在の提携先は米Sprintと米T-Mobile)のネットワークを1枚のSIMカードで低価格で利用できるモバイル通信サービス。Nexus 5Xだけでなく、Nexus 6およびNexus 6Pもサポートする。
通常は招待制で、申し込んでも承認を待つ必要があるが、キャンペーン期間中は待たずに承認されるようだ。受付が完了すると、無料のSIMカードが送られてくる。Project Fi経由でサポート端末を購入すると、Googleストアの定価の端末にSIMカードがセットされた状態で届く。
Project Fiの料金は、基本料金が月額20ドル(約2400円)で、それに3種類のLTEデータ通信料(1Gバイトが10ドル、2Gバイトが20ドル、3Gバイトが30ドル)から選んで追加するという分かりやすいものだ。
GoogleがProject Fiを米国外でも展開するかどうかは現在のところ不明だ。
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