Web会議サービス「Zoom」を運営する米Zoom Video Communicationsは8月19日(現地時間)、他社のスマートディスプレイからWeb会議に参加できるようにすると発表した。可能になるのは、米Facebookの「Portal」(日本では未発売)、米Amazon.comの「Amazon Echo Show」、米Googleの「Nest Hub Max」だ。
ZoomはオリジナルのWeb会議デバイスも販売しているが、「最も広く使われているスマートディスプレイをサポートする」ことにしたという。
まずはPortal向けのアプリ「Zoom on Portal」を9月にリリースし、Echo ShowとNest Hub MaxでのZoom利用は“秋の終わり”に米国で利用可能にする計画。Portalは、FacebookのZoomと競合するWebサービス「Facebook Rooms」にも対応する。
Echo ShowでZoomを利用するには「Alexa、Zoom会議に参加して」と言うだけ、としている。Alexaアプリでカレンダーをリンクしている場合は、会議IDやパスコードを入力しなくても、会議開始時間になると自動的に会議にアクセスする。
Nest Hub Maxの場合は、、登録しているGoogleアカウントで予定しているZoom会議は他の予定と同様にディスプレイに表示される。この予定の「Join with Zoom」をタップすることでも、「OK Google、Zoom会議に参加して」と言うことでも、会議に参加できる。
GoogleはZoomと競合するWeb会議サービス「Google Meet」を提供しており、こちらもNest Hub Maxで利用できる。
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