屋内と屋外のミックス光で、WBは太陽光に合わせて撮影。その方がよい色になったので。きな粉の粉っぽさも黒蜜のつややかさも申し分なし(24-105mm 86mm 1/100秒 F4 ISO400)
さらにもう少し暗いところで、ウルトラセブンをモチーフにした街灯を。後ろに月が出ていたので、月であることが分かる程度に絞って(F16)みた。
日が落ちて点灯されたウルトラセブン街灯。後ろに月が見えたのでF16まで絞って撮ってみた(24-105mm 105mm 1/125秒 F16 ISO640)
最後は夜の高感度作例。レンズはシグマの65mm F2.0。夜の住宅街の公園で休憩してたら、遠くに猫がいたので狙ってみた。
非常に暗い公園だったがフォーカスは迷わずすっと合う。ISO12800だがこのくらいの高感度なら余裕かも(65mm 1/100秒 F2.0 ISO12800)
なお、ISO感度は常用感度でISO32000まで、拡張ISO感度で102400まで上げられる。ISO12800までなら常用できる感じだ。
ISO1600から102400まで。ISO32000までが常用ISO感度。感度を上げても色のバランスは保たれており、扱いやすい。
動画は最高で8K/30fps。4Kなら60fpsで撮影できる。
動画は最高で8Kまで。圧縮形式はH.264に加えてH.265(HEVC)にも対応する
放熱構造を見直し、α7R IV比で約5倍の効果があるという。
ただ、α1はあくまでもスチルがメインで、本格的に長時間回すのであれば、動画に特化したα7S IIIの方がいいだろう。
α1はフラッグシップ機らしい高機能と高性能で、特に進化した電子シャッターと秒30コマのAF/AE追従高速連写(考えてみたら5000万画素で短い動画を撮ってるようなものだ)、そして見やすいファインダーは異次元の快適さだ。しかも、他のα7やα9に比べるとちょっと重いけれども、フラッグシップ機とは思えない機動力がある。
まあ、価格もフラッグシップ機なのだけど、一度使うと手放したくなくなる未来を見せてくれるカメラなのだった。(モデル:長谷川実紗)
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