米Twitterは7月22日(現地時間)、第2四半期(4〜6月期)の決算を発表した。売上高は前年同期比74%増の11億9043万ドル、純利益は6565万ドル(1株当たり8セント、非GAAPベースでは20セント)だった。前年同期は13億7801万ドルの赤字だった。mDAU(広告を閲覧した、収益につながる日間アクティブユーザー数)は11%増の2億600万人で過去最高を更新したが、増加速度は鈍化した。mDAUが2億人を超えたのはこれが初。
売上高、非GAAPベースの純利益ともにアナリスト予測(10億7000万ドル、7セント)を上回った。
広告の売上高は87%増の10億5300万ドルと好調だった。前年同期はコロナ禍の影響で広告が不振だった。売り上げ全体に占める広告収入の割合は6ポイント増の88%。広告以外の主な収入はデータライセンス料だが、同社は同四半期にTwitter Blueやチケット制Spacesなどの有料サービスを開始している(Tip JarではTwitterは手数料を徴収しない)。
なお、iOS 14.5でスタートしたATTの影響については「長期的な影響を評価するのは時期尚早だが、第2四半期の収益への影響は予想より低かった」としている。
第3四半期については、売上高は12億2000万ドル〜13億ドル、営業損失を5000万ドル〜収支とんとんと予測した。
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