ピクチャーエフェクトやクリエイティブスタイルがなくなり、クリエイティブルックに切り替わったのも特徴的だ。
もう一つ、メニューのデザインも新しくなった。α7SIIIで採用されたタブ式に切り替わったのだ。メニューの設定項目がおそろしく多いのでタブ式になっても必要な設定にたどりつくのは大変ではあるが、それでも整理されたぶん分かりやすい。
かくして「次代の新基準」は、静止画も動画も等価に扱えるハイブリッドなカメラということだ。
α7IVは写真を撮るカメラとしても前モデルからぐっと進化してレスポンスもAFも画質も上がっている。
でも、一番のターゲットは静止画も動画も同じくらい作品として撮る、新しい層なのだろう。
静止画動画関係なくクリエイティブな作品を撮りたいなら、このα7IVはすごくいい。そしてクリエイティブな活動を後押ししたいというソニーらしさがある。
対して、動画は撮らない、静止画がメインだ、という人は画質に優れたα7RIV、何より速さが必要だって人はα9IIがいいんじゃなかろうか。
ソニー「α7 IV」供給に遅れ 予想上回る注文で
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