このままAIが進化すれば、ネーム(荒い絵で描いた漫画の下書き)をAIに読み込ませて、数秒で漫画の完成原稿を作る、ということが可能になりそうだ。
と思って、「ネーム風」の絵を描いて取り込んでみた。
「わあすごい!」と声が出た。コマ割や吹き出しのイメージは理解してくれているし、人物の表情がとても生き生きしている。もう少し精密な絵を描いていれば、もっと完成度が高いものが期待できそうだ。
どういった入力からどんなイラストを出力するかは、AIの調整によるところも大きい。今後、ネームのクセを考慮した「漫画制作専用AI」が出れば、「ネームだけで完成稿ができる」未来も遠くなさそうだ。
そんな未来が来れば、ストーリーやコマ割までは思いつくが、絵が下手という人でも、漫画を簡単に作れるようになり、漫画表現の幅は一気に広がるだろう。
漫画を描ける人でも、AI作画によって「自力では絵で表現が難しく、避けていた構図」などがより描きやすくなり、本当に作りたかったものに近づけるかもしれない。
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