コードレススティック掃除機市場にいち早く進出し、存在感を示したダイソン。しかし実はいま、国内メーカーが存在感を示し始めている。それの理由が“軽さ”だ。
スティック掃除機に吸引力を求めるとモーターが、駆動時間を求めるとバッテリーが大きくなるため、どうしても重くなってしまう。ダイソンの代表的なモデル「ダイソン V12 ディテクトスリム」シリーズの標準質量が2.2kg。これに対し、シャープや東芝、日立などの国内メーカーは、軽さを重視したコードレススティック掃除機の開発に注力し、2kg以下の軽量モデルを製品化。ダイソンを猛追している。
国内メーカーのなかでも、いち早く軽さをアピールしたシャープの「ラクティブエア」シリーズ。最新の「EC-SR8」(実勢価格7万7000円)は、標準質量1.6kgで他社製品とさほど変わらないが、重心バランスが良く、手に取ると重さをほとんど感じない設計だダイソンも日本市場向けに「ダイソン マイクロ 1.5kg」(実勢価格4万5000円)などの軽量、小型モデルを展開。ヘッドや延長管、バッテリーなどを搭載した標準質量で2.0kgを切る。このようにコードレススティック掃除機は現在“軽量モデル”で、ダイソンと国内メーカーの戦いが盛り上がっているのだ。
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