調理家電でもう1つ、盛り上がりを見せているカテゴリーがある。それがノンフライ調理器だ。
もともとノンフライ調理器は、日本国内ではフィリップスが13年に発売したことをきっかけに広がった。その後もさまざまなメーカーからノンフライ調理できる製品は登場してきたが、最初のブームのように話題を集めることはなかった。
しかしここに来て、再びノンフライ調理器が注目され始めている。その一番の理由が、海外メーカーの多くが日本市場で商品展開を始めたことだ。
例えば、22年9月に日本でノンフライ調理器の販売をスタートした「COSORI」は、米国発の小型家電メーカー・VeSyncの調理家電ブランドだ。深センに中国本社を置き、香港市場に上場する企業で、ノンフライ調理器を皮切りに日本市場での展開を進めている。
22年9月発売の「COSORI Lite 3.8L SMARTノンフライヤー」(実勢価格1万6980円)。スタイリッシュなデザインに、スマートフォンとの連携機能も備える。低価格な点もポイントだ
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