暮れも押し迫ってきた。筆者宅ではクリスマスツリーを飾り付けた。さらに、Amazonで購入した、安い中国製のサンタのライトを取り付けてみたが、安いだけあって、光ったり光らなかったり不審な動きをしている。だがそれがいい。
さて先週のアクセストップは、防衛装備庁が公開した、電磁気力で物体を撃ち出す装置「レールガン」の実験動画に関する記事だった。筆者は装備庁という省庁そのものが初耳だったのだが、実は2015年10月に発足し、もう8年目になるらしい。同じ年にはスポーツ庁が発足している。
先週末は、旧ジャニーズ事務所が設立した、タレントマネジメント会社が話題を集めた。新会社の社名は「STARTO ENTERTAINMENT」(スタートエンタテイメント)で、代表取締役CEOに実業家の福田淳氏が就任した。
福田氏はソニーグループのコンテンツ関連事業に長く関わっており、IT・Web業界と浅からぬ縁がある。ソニー子会社で、映像コンテンツなどを手掛けるソニ−・ピクチャーズ・エンターテインメントで携帯電話向けコンテンツ参入などに関わった後、同社が2007年に設立したデジタルコンテンツ専業子会社・ソニー・デジタルエンタテインメント・サービス(21年に解散)の社長に就任。その後、ソニーグループを離れて自ら起業した。
14年には、頭から氷水を浴びる動画をSNSで公開し、難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者支援を呼び掛ける米国発のチャリティー運動「Ice Bucket Challenge」(アイスバケツチャレンジ)に参加。楽天の三木谷浩史社長や古田敦也さん、乙武洋匡さんなどともに、頭から氷水をかぶった。
ITやモバイルをよく知る福田氏が旧ジャニーズにどんな変化をもたらすのか、期待したい。
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