先週のアクセス1位は、「LINE」でメッセージを長押しすると、小さな絵文字がつけられる「リアクション機能」が、全絵文字に対応したというニュースだった。従来はLINEが定める6種類の絵文字しか使えなかった。
この記事で驚いたのは、リアクションが「若者に人気」という事実だ。筆者は若者ではないが、この機能を一番使っているのが、同世代(40代前後)の“ママ友”やPTAのグループだと感じていたからだ。
保育園などのママ友グループやPTAのグループは、数人から10人以上のグループになることが多い。一斉に通知したメッセージについて「読んだらリアクションアイコンを付けてください」と求めたり、「明日のイベントに参加できる人はアイコンを付けてください」と出欠確認に使ったりしている。
つまり「多人数が参加するグループの事務連絡」にもっとも便利だと思っていた。だがLINEの調査によると、最も使っているのは10代女子、次いで10代男子だそうで、事務連絡ではないシーンでも多用されているようだ。
リアクションアイコンは、SlackやDiscordでもよく使う。ママ友や若者など世代に関わらず、あらゆる人にとって当たり前になってきたのだろう。リアクションアイコンは、言葉を使わないコミュニケーション手段として定着した、ということかもしれない。
LINEの「メッセ長押しすると出せるアレ」、全絵文字に対応 若者の人気受け
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