ダブルTVチューナー搭載で2番組同時視聴・録画が可能――エプソンダイレクト EDiCube MW2500H(2/3 ページ)

» 2004年01月07日 13時00分 公開
[赤枝輝昌,ITmedia]

 搭載する120GバイトのHDD(録画用は95.0Gバイト)には、最高画質で約22時間、高画質で約28時間、標準画質で約42時間、長時間設定で約85時間、最長設定(1.2Mbps)で約137時間の録画が可能だ。BTOで160GバイトのHDDを選択することも可能なので、120Gバイトでは容量不足と感じる場合は160GバイトのHDDに変更するとよいだろう。

 2番組を同時視聴・録画してもCPUの占有率は常に30%以下で、操作にもたつきを感じることはなかった。ただ、Symphomovieを操作していると、リアルタイムで表示しているTV番組がコマ落ちしているかのようにフレームが飛んでしまうことがあった。再生ボタンと停止ボタンを何度か押すとこの現象は解消されたので、ソフトウェアの問題かもしれない。

 付属のリモコンは“おまけ”程度のものではなく、非常にしっかりした、AV機器の付属リモコンのような作りである。TVの操作はもちろん、マウスカーソルをリモコンで操作したり、パソコン本体の電源をオン/オフすることも可能だ。マウスやキーボード操作をしなくてもTVやハードディスク&DVDレコーダとして利用できるので、TV用として常時利用しても苦にならないだろう。

リモコン受光部は本体の中央に設けられている

 TV番組はハードディスクにだけではなく、直接DVDへ録画することも可能だ。最終的にDVDに保存するのであれば、直接DVDへ録画する方が手間はかからない。記録メディアにDVD+RWを利用すれば、直接DVDを編集することもできる。録画した番組やDVカメラなどから取り込んだ映像の編集には、付属のビデオ編集・DVD作成ソフト「Symphomovie」を使用する。

 録画予約機能はiEPGに対応しており、WebブラウザでTV番組表(テレビ王国)にアクセスして見たい番組の「予約」をクリックすると、自動的に予約録画ができる。また、MW2500H以外からでも予約することが可能だ。携帯電話(iモード)または他のパソコンからテレビ王国にアクセスして予約情報を登録しておくと、自宅のMW2500Hはテレビ王国に巡回アクセスして予約情報をチェックする。これにより、録画予約をし忘れて外出してしまっても、出先からリモート予約することが可能だ(ただしテレビ王国へのユーザー登録が必要)。

 付属の液晶ディスプレイ「EDW17MV」はWXGA(1280×768ピクセル)表示の17インチワイド液晶で、液晶の表面には、画像や映像を高輝度・高コントラストで楽しめるようにガラスパネルが入れられている。最大輝度は400cd/m2、コントラスト比は600:1と高輝度・高コントラストなので、映像コンテンツをメリハリのある画面で楽しむことが可能だ。視野角は、上下/左右ともに約170度を実現している。輝度を抑えた設定にワンタッチで変更できるボタンを装備しているので、パソコンとして使用する場合は、目に負担をかけないよう低輝度モードに切り換えて利用できる。なお、液晶ディスプレイにTVチューナーは内蔵していないので、単体でTVを視聴することはできない。

付属の液晶ディスプレイ「EDW17MV」は、アナログとデジタルの2系統の入力ポートを装備している

 液晶ディスプレイの両サイドに内蔵する3W+3Wのスピーカーの音質はまずまずといったところだ。本体に光デジタルオーディオ出力(S/P DIF)ポートを搭載しているので、DVD観賞用にスピーカーを増設してもよいだろう。同社のBTOメニューでクリエイティブメディア製の5.1chスピーカー「Inspire 5.1 Digital 5600」を選択することが可能だ。

ビデオ編集も難なくこなせる高スペックを装備

 MW2500Hのスペックをもう少し詳しく見ていこう。

 評価したMW2500Hは、CPUにハイパースレッディング・テクノロジ対応のPentium 4/2.80C GHzを搭載し、メモリにはPC3200対応DDR SDRAMを512Mバイト装備していた。メモリは256Mバイト2枚差しで、デュアルチャンネル対応だ。基本スペックはかなり高いので、ビデオ編集といった高負荷な処理も難なくこなせるだろう。CPUファンには静音性の高いものが採用されており、高速CPUを搭載しているにも関わらずかなり静かだ。

 採用チップセットは、Intelの「865GV」だ。グラフィック機能はチップセット内蔵のものを使用しており、ビデオメモリはメインメモリから動的に割り当てられる。最新の3Dゲームには力不足だが、オフィスアプリケーションなど、通常のソフトならば十分に活用できる。

 HDDには日立グローバルストレージテクノロジーズの「Deskstar 180GXP IC35L120AVV207-0」を搭載している。インタフェースはUltraATA/100で、容量は120Gバイト、回転数は7200rpm、キャッシュ容量は2Mバイトだ。Cドライブに20Gバイト、Dドライブに95Gバイトが出荷時に割り当てられている。

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