手のひらに動画も静止画も――新ムービーデジカメ「Xacti C1」(2/3 ページ)

» 2004年01月07日 12時15分 公開
[西坂真人,ITmedia]

 メディア容量の許す限りTV-SHQで撮影したいところだが、デフォルトではその最高画質モードが選べないところをみると、メーカー側はTV-HQでも十分という認識のようだ。

 記録メディアとして使うSDメモリーカードは、現在、最大512Mバイトまでの製品が入手できる。これをTV-SHQモードだと約21分、TV-SHQモードだと約30分の撮影が行えるが、どちらもテープメディアのDVカメラと比べると少々心もとない。

 だが家族持ちの筆者の経験では、日帰りイベントでDVカメラを使う場合、60分のminiDVテープを使い切ったことは一度もない。運動会や発表会など、長回し撮影が多用されるイベントには不向きかもしれないが「ムービーと静止画と両方撮りたいが、専属カメラマンにはなりたくない。だって自分も(旅行など)イベントを楽しみたいもん」というシチュエーションに、Xacti C1はもってこいだ。

“デジカメ”としても魅力的な5.8倍光学ズーム&3.2Mピクセル

 PCUPdateのデジカメ専門ページとしては、ムービー以上に静止画にも注目しなければいけない。

EXPERTモード フルオート(1/86秒、F4.1、ISO70相当)。バリアングルモニターを使えば、猫の目線で撮影できる

 動画機能などなくても、35ミリ判換算で38〜220ミリという5.8倍の光学ズーム機が手のひらサイズになったというだけでも驚くべきことだ。さらにデジタルズームは10倍と強力で、光学・デジタル併用で最大60倍(2200ミリ相当)の“超”望遠が楽しめる。

最も広角側(38ミリ相当)。EXPERTモードでISO 50に設定、1/471秒、F3.5
光学5.8倍ズーム時(220ミリ相当)。EXPERTモードでISO 50に設定、1/556秒、F3.7
光学・デジタル併用60倍(2200ミリ相当)。EXPERTモードでISO 50に設定、1/535秒、F3.7

 撮像素子は、ムービーデジカメ「DSC-J1」や「DSC-J2」と同じ有効320万画素の1/2.7インチCCDを採用。画素補間機能(ピクトライズ600)は搭載していないので、最大記録画素数は2048×1536ピクセル止まりだが、定評あるマクロ撮影など、そのほかのデジカメ(静止画撮影)機能はJ1/J2とほぼ同じ。撮影画像も、3Mピクセル機として十分満足いくものだ。

EXPERTモードでISO 50に設定、1/361秒、F8

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月07日 更新
  1. 約79万円の「RTX 5090」即完売の裏で精密工具の意外な需要も アキバで進む二極化の最新事情 (2026年07月06日)
  2. マウス機能も一台に集約できる「Ewin ミニキーボード」がセールで20%オフの2544円に (2026年07月01日)
  3. Mini-ITXよりmicroATXが旬? 人気集まるLian-Li「B4-mATX」と、デュアル10GbEと128GBメモリ搭載で69万円超えミニPCに注目 (2026年07月04日)
  4. 完全ワイヤレスなのに有線クラスの低遅延を実現! Razerのワイヤレスイヤフォン「Hammerhead V3 HyperSpeed」を試す (2026年07月06日)
  5. 欲しい新型PCがまさかの70万円超!? 買い換えを断念した筆者が「ThinkPadの保証再延長」で65万円くらい浮かせた話 (2026年07月03日)
  6. レノボ、スピーカー9基を備えた12.1型Androidタブレット「Lenovo Tab Plus Gen 2」 (2026年06月30日)
  7. 米商務省の輸出規制解除を受け、Anthropicの「Claude Fable 5」が復活/Googleが画像生成AI「Nano Banana 2 Lite」を発表 (2026年07月05日)
  8. 視界に情報が浮かぶ「Rokid AIスマートグラス」を試す スマホを超えるトキメキあり? (2026年06月30日)
  9. SilverStone、“90年代風”レトロデザインを採用したミニタワー型PCケース (2026年07月06日)
  10. エプソンが提案する“自作推し活”の最前線――プロジェクションマッピングから「エモい」レシートプリントまで (2026年07月03日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー