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» 2004年01月13日 13時51分 公開

メガピクセル時代が到来したカメラ付き携帯とWindows XPとを組み合わせるメリットとは?

ドコモの505iSシリーズの登場により、メガピクセル携帯はさらに進化を遂げ、200万画素時代に突入した。ここまで画素数が増大したカメラ付携帯をビジネスに利用しない手はない。使い方を探ってみよう。

[ITmedia]

チョット撮りなら今時はカメラ付き携帯

 今、撮影デバイスとして認知されつつあるのが携帯電話だ。従来は30万画素程度とトイカメラ程度だった画素数も、100万画素を越える「メガピクセルケイタイ」が増えつつある。たとえばドコモの新シリーズ「505iS」は、全ラインナップメガピクセルとなっており、D505iSやSH505iSなどは実効画素200万に達する。そのほか、P505iSはオートフォーカスを備えていたり、auのA5401CAのようにレンズに高品位なガラスレンズや非球面レンズを組み合わせたものもある。

 そして最新機種ともなると、カメラの画像はメモリカードを介して簡単にパソコンとやり取りができる。つまり、パソコンと携帯電話を組み合わせると従来よりもはるかにフットワークがよく、そして効率的な撮影と管理ができるというわけだ。

 メガピクセル携帯をすでに持っていたり、購入予定であれば、ちょっと目に付いたものを撮影してみるのはどうだろうか? “携帯”と言う名のごとく、デジカメを忘れることがあっても、携帯電話を忘れることはまずないだろう。常時携帯するツールなのだから、思い立った瞬間に撮影ができる。

 街で見かけた気になる建物や物体。あなたが企画業務に携わっている人であればもちろん、記憶に残すのではなくて写真で残せば、あとあと思い出すだろうし、いざ何がしかの企画書にまとめるなどといった場合、重宝するに違いない。街角や駅のポスターなども、世情を映し出す鏡だ。どのような業界・職種にいようとも、日常の自分の業務のヒントになりうるかもしれない。

街で見かけた気になることの例。冬商戦を目前にした首都圏某地域のクリスマスデコレーション状況

 写真を撮れば、当然メモリがいっぱいになる。そこで撮影した画像を別のところで保存するのがよい。Windows XPマシンには「マイドキュメント」の中に「マイピクチャと」いうフォルダがあらかじめ用意されている。ここに、あるいは撮影ポイントや内容を簡単にまとめたフォルダを作成してすぐにコピーするとよい。

 これでメモリカードのドライブからHDDにコピーするだけでライブラリ化が容易に行える。Windows XPを使うと、画像と指定したフォルダの中身は自動的にサムネイルが作られるので、ファイルを開かなくても確認が容易だ。

百聞は一見にしかず、画像で見せよう

 相手の理解力を深めるために文字だけでなく写真や図版を使うのは、ビジネスでは特に重要だ。メールで同僚や上司などに報告するとき、そしてWordでの提案書やPowerPointの企画書作成などの場合にこそ、メガピクセル携帯で撮影した画像を活用したいものだ。

 物の売れ行きの説明をする場合でも、ただよく売れていますと書くよりも、店頭での人だかりの写真が添えてあるかどうかで、大きく印象が変わるだろう。出張でどこどこの営業先に訪問しました、という報告書でも、写真を添えることで非常にリアリティが出てくる。またイベント会場などの現場の報告と、改善のための提案などをするとしたら、写真を見ずに打ち合わせするなど、おそらくできないに違いない。

 さてここで重要なのは、日ごろのライブラリ化と必要な部分を抜き出すトリミング、そして見やすく加工するレタッチという作業だ。画像の加工に関しては本格的なレタッチは無理だが、一部分の切り出しや拡大縮小程度ならばWindows XP標準の「ペイント」で可能だ。

 Outlook Expressなどのメールソフトを使用する際に、あまり大きな画像を貼り付けると相手が困る場合もあるだろう。また、PowerPointに貼り付けた際に、貼り付けた画像が大きすぎて、調整するのが面倒になってしまうことも、よくやってしまうのではないだろうか。そこで事前に「ペイント」で加工するとあとあと作業が楽になるのだ。

ペイントで加工している様子

画像がたまったら、CD-Rへバックアップ

 たかだか携帯電話で撮影した画像だと思ってはいけない。チリも積もれば山となる。便利に使えば使うほど、画像データが増えてしまうので、バックアップをとったりする場合、CD-Rメディアを利用しよう。現在コストも非常に安くなってきている。

 もちろん単にデータをバックアップするという用途だけではない。数百Mバイトまでの画像を同僚や関係者へ渡す際などでも、CD-Rメディアは重宝する。ブロードバンド時代になったとはいえ、たまたま巨大なデータをやり取りする相手もブロードバンド化したという保証はないだろう。やはりCD-Rに焼いて渡す、というアクションのほうが現実的ではないだろうか。

 今時のメーカー製PCであれば、ほとんどすべてのPCにCD-Rメディアに書き込みできるドライブがついている。保存したいファイルやフォルダを右クリックでCDドライブに送れば、それでCD-Rへの保存が始まる。

コピーしたいファイルをこのようにCDへ送る

 携帯電話のカメラの搭載画素数の拡大とともに、通信速度の更なる高速化や、定額制の普及も近づきつつある。撮りたいだけ撮って、ストレージサービスなどへデータを気軽に送れるようになる日も遠くはないだろう。

 撮るだけ撮ったらPCからストレージへアクセスし、てきぱきと整理して編集することは、もう今でもできる。携帯電話進化もさることながら、OSができることも確実に進化してきている。特別なソフトをインストールすることなく、ここまでのことができるのだ。カメラ付き携帯とWindows XPを使い込んでみてはいかがだろうか。

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