デスクトップバイオの新スタンダードとなるか??ソニー バイオHX(2/3 ページ)

» 2004年01月16日 16時30分 公開
[小林哲雄,ITmedia]

必要十分なマシンスペック

 PC本体のスペックとしては、下位モデルの50B7/B5がCeleron 2.5GHz/Intel 865Gチップセット(グラフィックス機能オンチップ)、256MバイトDDR400メモリと4倍速DVD+-Rドライブを搭載する。

 上位モデルの80B7/70B7はPentium 4/2.80C GHzにIntel 848チップセット、512Mバイト DDR400メモリが搭載されている。チップセットからも分かるようにデュアルチャンネルに対応していないため、メモリは1枚差しだ。

 グラフィックスはNVIDIAのGeForce FX5200(64Mバイト Low-Profile)と8倍速DVD+-Rドライブを搭載し、さらにギガビットイーサ(GbE)対応LANポートも用意している。家庭でGbEを必要とする可能性は薄いものの、あって困るものでもないだろう。

背面に用意されているコネクタ類

 HDDは最上位の80B7のみ250Gバイトで、それ以外が160Gバイトだ。いずれも7200rpmで、システムパーティションに30Gバイトを割り当てて、それ以外がDドライブとなっている。さらにソニースタイルモデルとして、80B7に250GバイトのHDDを追加した500Gバイトモデルが追加投入されることになっている。

 なお、下位モデルのPCV-HX50シリーズはFDDを内蔵するが、上位モデルはUSBのFDDがオプションで用意され、内蔵しない。ソニースタイルモデルの場合はHDDの増設サービスがあるのだが、FDDが収まっているスロットにHDDを追加するため、このような仕様となっている。

 筐体はシルバー基調の新デザインとなり、本体正面左にはブルーのイルミネーションが点灯し、左サイドにはバイオノートTR同様のミラーロゴが配置されている。

左側に配置されている「VAIO」のミラーロゴ

SDメモリーカードアダプタを用意。ソフトも充実

 バイオと言えばメモリースティックが用意されているのが当たり前だが、ライバルとなるSDメモリーカードを使ったデジカメも今では多く発売されており、バイオを使う上での制約になっていた。

 ただし、HXシリーズでは、付属のCFカードアダプタ経由ではあるが、SDメモリーカードが読み書きできるようになった。別途PCカードやUSBアダプタを購入すれば、ほかのメモリカードへのアクセスは可能だったとは言え、ソニーが他社規格も標準サポートしたのはうれしいことだ。

SDメモリーカードは、標準添付されるCFカードタイプのアダプタで対応

 もちろん、このほかのメディアカードにも対応しており、PCカード(TypeII)、CF(type II)、メモリースティック(Duo/Pro対応。MG非対応)、xDピクチャーカードが直接差せる。ただ、miniSDカードに対応しないのがやや難点と言える(miniSDカードを使う機会の多い携帯電話が問題となる)。

用意されているメモリカードリーダー部

 バイオにはソニーオリジナルのソフトが多数インストールされていることも特徴となっているが、HXシリーズももちろんたくさん用意されている。

 TV視聴は「Giga Pocket Ver5.6」、ビデオ編集は「DVgate Plus Ver.1.2」、DVD Video作成は「Click to DVD Ver.1.4」とスムーズな連携が可能だ。もちろん、音楽、静止画関連にもオリジナルソフトが含まれているほか、「WinDVD for VAIO」、「Photoshop elements」といった定番ソフトも含まれている。バイオの想定ユーザーからすれば、買ってきてすぐ使えて追加ソフト代もいらないという内容となっている。

最新のWindows Updateを行っている点に好感

 なお、ここは評価したい点なのだが、これまで筆者が試した多くのマシンがWindows XP SP1aのまま出荷されている中で、バイオHXシリーズには最新のパッチが当たっていた、という点だ。

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