クォークジャパンは2月4日、デザインレイアウトソフト「QuarkXPress 6日本語版」を第2四半期に発売する予定であることを発表した。
今回のバージョンでの大きなポイントは、日本語環境でMac OS Xネイティブ環境、Windows 2000/XPに対応したこと。ユーザーインタフェースについては特に変更はない。バージョン4.1との互換性も保たれている。
新機能としては、旧QuarkXPressドキュメントファイルが「QuarkXPressプロジェクトファイル」となり、レイアウトスペースを25まで作成できるほか、レイアウトスペースで「印刷」「ウェブ」の2種類のレイアウトタイプを指定できるようになった。
これにより、印刷レイアウトで作成したページをWebレイアウトとして複製することで、すべての制作作業をもう一度やり直すことなく、Webのレイアウトページを作成できる。
また、印刷レイアウトでは、表組み作成、縦方向のグリッドラインをサポートし、PDF書き出し機能やカラーマネージメントを強化した。Webレイアウトでは、フォームコントロールやロールオーバー、カスケーディングメニューなどの豊富なWebツールを用意した。
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