リコー、2層記録対応「DVD+R DL」ドライブをCeBITに参考出展

» 2004年03月18日 15時29分 公開
[ITmedia]

 リコーは3月18日、2層記録対応DVD+R「DVD+R DL」ドライブを開発、3月18日に開幕する「CeBIT 2004」(ドイツ・ハノーバー)に参考出展すると発表した。今夏の製品化を計画している。

 DVD+R DLは記録層を2層化することで、記録容量を従来の1層式の約1.8倍となる片面8.5Gバイトに増やした。DVD品質の動画を約4時間記録可能で、既存のDVDプレーヤーやDVD-ROMドライブとの再生互換性も維持した。

 このほか、16倍速記録対応DVD+Rドライブと8倍速記録対応DVD+RWドライブも参考出展する。それぞれの規格化はCeBITで明らかにされた。16倍速なら片面4.7Gバイトのデータを6分以下、8倍速なら約8分で記録可能としている。

 2層記録対応DVDドライブは、1月の「International CES」でパイオニアとソニーが展示した。

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