Intel、「Sonoma」でCentrinoしのぐ売れ行きを期待

» 2004年04月16日 08時24分 公開
[IDG Japan]
IDG

 米Intelは好調な売れ行きを示しているCentrinoの成功を足掛かりとして、コードネーム「Sonoma」と呼ばれる次世代のCentrino立ち上げにつなげたい考えだ。

 同社モバイルプラットフォーム部門副社長兼ジェネラルマネジャー、アナンド・チャンドラシーカ氏は「Sonomaでは、最初のCentrinoプラットフォームで達成したよりもさらに多くの(ノートPC)設計が立ち上げられると期待している」と語り、Sonomaが今年下半期に投入される時点で、これを基盤としたノートPC 50種類以上の出荷準備が整う予定だと言い添えた。

 Sonomaはいくつかの点で、現行のCentrinoとは異なっている。コードネーム「Dothan」と呼ばれるPentium Mのアップデート版は90ナノメートルプロセスで製造予定。Dothanは今四半期中に出荷予定で、2Mバイトのオンチップキャッシュを搭載、533MHzのフロントサイドバスを備える。

 このほかSonomaには、コードネーム「Calexico 2」と呼ばれるアップデート版のWLANチップセットが組み込まれる。Calexico 2は消費電力を抑え、ソフトインタフェースを強化、802.11a/b/gに対応する。

 さらにチップセットもコードネーム「Alviso」と呼ばれるアップデート版を採用。このチップセットにはIntelのHigh Definition Audio技術を採用し、Display Power Saving Technologyの強化版を組み込んでノートPCのディスプレイが消費する電力をさらに削減する。

Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月19日 更新
  1. PC版「ホグワーツ・レガシー」の無料配布が間もなく終了 累計販売4000万本突破、“ハリポタ”舞台のオープンワールド・アクションRPG (2025年12月18日)
  2. ついにファッション界へ進出!? 「HHKBユーザーミートアップ Vol.9」濃厚イベントレポート (2025年12月18日)
  3. 徹底解説:iOS 26.2で解禁される「代替ストア・決済・ブラウザ」のメリットと、ユーザーが知っておくべきリスク (2025年12月18日)
  4. 電源内蔵で配線がスッキリする「エレコム スイッチングハブ EHC-G08MN4A-HJB」が17%オフの4980円に (2025年12月18日)
  5. Dynabook、バッテリー交換できる約1kg切りの個人向けCopilot+ PCを19日に発売 “スナドラ”モデルも登場 (2025年12月17日)
  6. 手のひらで鍵が開く「SwitchBot 顔認証パッドPro」を試す 静脈認証の使い心地は? (2025年12月17日)
  7. モバイルディスプレイ「VAIO Vision+ 14」がカバースタンドを軽量化してリニューアル 既存ユーザー向けにスタンドの単品販売も (2025年12月18日)
  8. ASUS、独自レイアウトを採用したATXマザー対応の省スペース型PCケース「Prime AP303」 (2025年12月18日)
  9. aiwa、Intel N150を搭載した法人向け13.3型2in1ノート 有機ELディスプレイを搭載 (2025年12月18日)
  10. モバイルと据え置きノートPCを良いとこ取りした「HP OmniBook 7 14-fr」を試す (2025年12月16日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー