きょうは、静音を「歌う」キューブ型ケース「Antec Aria」を衝動買いした(2/2 ページ)

» 2004年05月06日 15時02分 公開
[河野寿,ITmedia]
前のページへ 1|2       

 また、電源のファンだけでは冷却が足りない場合を想定したのか、拡張スロットに取り付けるタイプの冷却ブロアーが付属している。これは同社の「Cyclone」という製品で、単体で買うと15ドル弱はするようである。Cyclone自体の性能は、風量22立方フィート/分、騒音レベルは28dB、回転数は2200rpmとなっている。

 電源ファンに比べると若干うるさいようなので、一度組み立ててみて、冷却性能に不安があるようだったら使用するとよいだろう。とはいえ、30dB以下であれば、通常使用している分にはあまり気にならない騒音レベルと考えていい。

なにか儲かったような気になるオマケの冷却ブロアー「Cyclone」

 Antecといえば「True Power」シリーズのような高品質の電源を出しているメーカーでもあるだけに、Ariaの電源ユニットもしっかりしているように見える。Ariaでは一般的なミニタワーやキューブケース用のものではなく、それよりも一回り大きい専用タイプの300W電源が使われている。このユニットの名称はAR300となっているが、Antecのサイトを見る限り、単体では販売されていないようだ。

電源ユニットは単体で販売されているATX用の製品とは異なる形状だ

実際の使い勝手は?

 実際に組み立てて本当に作業が簡単かどうかをチェックしてみたが……、やはり非常に簡単であった。

 今回組み込んだマザーボードはAopenのMK79G-Nだが、背面のI/O部分のレイアウトが少々変わっているため、ユニバーサルI/Oパネルが使えないという問題があったが、それ以外に取り立ててトラブルはなかった。

 作業は

(1)マザーボードを設置して各種ケーブル配線

(2)ドライブ用ケージにDVD-Rドライブをネジ止め

(3)ケージを本体に取り付け

(4)ドライブ類の配線

 という手順で終了。フロントのUSB、8-in-1メモリカードリーダ/ライターはインターナル接続ができるようになっており、マザーボード上のUSB端子に接続するだけでよい。

 今回はIEEE 1394コネクタをマザーボードが実装していなかったので、別途PCI対応のIEEE 1394インタフェースカードを差した。キューブ型でよく見られるPCIスロットが一つしか差せないケースと違い、三つも差せるとなるとあまり慎重にならずにPCIカードを使える。

 Ariaのポイントである静音性も問題なく、筆者がメインマシンとして使用しているケースに比べてもかなり静かに感じた。気になったのはむしろAMDリーテルのCPUファン。ケースが静かになった分、ほかのパーツのファンが突出してうるさく感じてしまう。Ariaの静音性能を生かすためには、ほかのパーツの騒音対策も十分施す必要があるだろう。

筆者のマザーでは標準のI/Oパネルが使えないので取り外して使用
ケースの前面は黒いが、フタが付いているため白いドライブを使用しても違和感はない
前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年05月13日 更新
  1. 「MacBook Neo」は「イラスト制作」に使えるか? Appleが仕掛ける“価格の暴力”を考える (2026年05月12日)
  2. 高騰続くパーツ市場、値札に衝撃を受ける人からDDR4使い回しでしのぐ自作erまで――連休中のアキバ動向 (2026年05月11日)
  3. NVIDIA“一強”を突き崩すか AMDのAIソフトウェア「ROCm」と次世代GPU「Instinct MI400」がもたらす新たな選択肢 (2026年05月12日)
  4. 待望のカラー版も選べて大型化! Amazonが「Kindle Scribe」2026年モデルを発表 Google Drive連携など機能も強化 (2026年05月12日)
  5. Googleが「Googlebook」をチラ見せ AndroidとChromeOSを“融合”した全く新しいノートPC 詳細は2026年後半に紹介 (2026年05月13日)
  6. 画面を持たない約12gの超軽量ウェルネストラッカー「Google Fitbit Air」 1万6800円で5月26日に発売 (2026年05月07日)
  7. ノートPCを4画面に拡張できる“変態”モバイルディスプレイ「ROADOM 14型 モバイルマルチディスプレイ X90M」が6万1560円に (2026年05月12日)
  8. オンプレミスAIを高速化する「AMD Instinct MI350P PCIe GPU」登場 グラボ形態で既存システムに容易に組み込める (2026年05月11日)
  9. USB Type-Cの映像出力をワイヤレスでHDMI入力できる「エレコム ワイヤレス HDMI 送受信機セット DH-CW4K110EBK」がセールで1万2580円に (2026年05月08日)
  10. 過去最高の受注急増と苦渋の全モデル受注停止――マウスコンピューター 軣社長が挑む“脱・メーカーのエゴ”と激動の2026年 (2026年05月11日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年