家電、ITを中心とするマーケティングリサーチを行うジーエフケー マーケティングサービス ジャパンは5月11日、2003年度国内デジタルカメラ販売に関する調査結果を発表した。
同社によると、国内2003年度のデジタルカメラ販売台数は、917万7000台(前年度比25.1%増)、販売金額は3643億2300万円(前年度比18.6%増)となった。
うち、キヤノン「EOS Kiss Digital」、ニコン「D70」など、デジタル一眼レフカメラ製品が昨年度比255%増と大幅な伸びが改めて確認できる形となった。これは、一昨年度の平均価格が25万6000円であったのに対し、昨年度は平均15万6000円ほどと大幅に値下がりした価格によって、ハイアマチュアカメラユーザーなどに手の届くモデルが各社より発売されたことに起因したとしている。
コンパクトタイプのモデルでは、有効300万画素以上の製品が中心となるなど、改めて高画素化傾向が顕著になった。画素数別の販売台数シェア分布は以下の通り。
有効画素数 | シェア | 昨年度比 |
---|---|---|
200万画素未満 | 1.1% | ▲7.6%減 |
200万画素台 | 13.1% | ▲32.9%減 |
300万画素台 | 49.5% | 20.8%増 |
400万画素台 | 21.7% | 8.8%増 |
500万画素台 | 14.6% | 11.0%増 |
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