キヤノン、サーバ機能内蔵Webカメラ発売──内蔵赤外線ライトで暗闇でも撮影可能

» 2004年07月14日 22時38分 公開
[ITmedia]

 キヤノンは、撮影した映像をリアルタイムでインターネットに配信できるサーバ機能内蔵Webカメラ「VB-C50i」と「VB-C50iR」を7月20日に発売する。VB-C50iRは、天井や壁面取り付けにも対応する。価格は19万8000円。

ネットワークにダイレクトに接続できるサーバ機能内蔵Webカメラ「VB-C50i」(左)と「VB-C50iR」(右)

 両製品はサーバ機能を内蔵し、TCP/IPやHTTPなど各種のインターネット標準プロトコルに対応しているため、IPネットワークに接続し、電源コードをコンセントにつなぐだけで映像を配信できる。

 通常撮影時では、補助光なしでも最低照度1ルクスでカラー撮影ができるほか、ナイトモード時は内蔵の赤外線ライトを併用することで、0ルクスでもモノクロ撮影が行える。被写体の動き検知・自動追尾機能や、あらかじめ登録しておいたカメラの向きやズーム倍率を一定間隔で順番に実行して撮影するプリセット巡回機能なども装備している。

 レンズは光学26倍ズームレンズ。640×480ピクセルの映像を30フレーム/秒で配信できるほか、マルチストリーム機能により、異なったサイズの映像を同時に配信することもできる。

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