これ一つで生PEGもばっちりTVで再生可能――挑戦者「MovieTank」(3/3 ページ)

» 2004年07月30日 08時00分 公開
[平澤寿康,ITmedia]
前のページへ 1|2|3       

USB2.0やコンポーネント出力にも対応するなどなかなか高機能

 MovieTankのPCとの接続インターフェイスはUSB2.0となる。ファイルの転送速度は十分高速で、大容量の動画ファイルを転送する場合でも苦にはならない。もちろん、マスストレージクラスに対応しているため、ドライバの導入なども必要がない。

 ただし、内蔵したHDDはFAT32形式でフォーマットする必要がある点だけは注意が必要だ。WindowsXPのフォーマット機能では、大容量ドライブのFAT32でのフォーマットが不可能なので、専用のフォーマッタを利用する必要がある。専用のフォーマッタは挑戦者のWebサイトで公開されているので、ダウンロードして利用しよう。

 映像出力端子は、コンポジットビデオ、Sビデオ出力に加え、コンポーネントビデオ出力を備える。SETUPメニューからコンポーネント出力を有効にした場合、480p、720p、1080iの3種類のコンポーネント映像出力形式を選択可能となる。

 また、画面のアスペクト比は、4:3のレターボックス、4:3のパンスキャン、16:9などから選択可能。D4端子を備えるハイビジョン対応TVを持っている場合には、コンポーネント出力かつ16:9のアスペクト比に設定することで、高画質な動画ファイルの再生が可能となる。

背面に配置されているUSB2.0端子、光出力、Sビデオ出力、音声出力、コンポジットビデオ出力とコンポーネントビデオ出力。一番右は電源コネクタ
SETUPメニュー。コンポーネント出力を有効にした場合、480p、720p、1080iの3種類のコンポーネント映像出力形式が選択可能
画面のアスペクト比も変更可能

 音声出力端子は、アナログステレオ出力端子を用意。また、サポート外ながら、光デジタル音声出力端子も用意されており、SETUPメニューからも、音声出力をアナログ出力とデジタル出力から選択できるようになっている。

 ただ、今回試した限りでは、光デジタル音声出力端子は常に有効になっているようで、音声出力がアナログ出力に設定されている場合でも、光デジタル音声出力からの音声が出力されていた。ちなみに、光デジタル音声出力からは、動画ファイルの音声、サウンドファイルともに問題なく利用できた。

 MovieTankに用意されているマルチメディアファイルの再生機能はかなりシンプルで、他のマルチメディアプレーヤーと比較するとやや物足りない部分もあるのも事実だ。とはいえ、実売1万6000円前後の価格ということを考えると、十分納得できる範囲内だ。

 これでネットワーク接続に対応しNASとしても活用できるようになれば、無敵な製品になる可能性もあるが、このあたりも今後の製品展開に期待したい。

 挑戦者ブランドの製品で、未サポートであるという部分を考えると、初心者にはややおすすめしづらいが、拡張カードやHDDの増設を行ったことがあるという程度の経験があれば、まず問題なく利用可能と考えてよい。

 ともかく、PCでTVチューナーカードを利用したTV録画を行っているというのであれば、かなり魅力の高い製品といえる。PCで撮り貯めた動画ファイルを、手軽に大画面TVで楽しみたいという人におすすめしたい。


 PCUPdate編集部では、挑戦者から1台のMovieTankをゲット!そこで、このレビューをお読みになった方1名にプレゼントします。

・氏名
・年齢
・最近面白かった記事
・今後どんなことを記事に取り上げてほしいか、あるいは全体的なご要望

について、「内容」部分に上記項目をご記入の上、こちらのフォームより応募してください。締め切りは8月2日(月)。当選者の発表は発送をもって代えさせていただきます。

前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月02日 更新
  1. 迷走の5年間を経て――MicrosoftがWindows 11の“不都合な真実”を認め、改善を宣言した背景 (2026年04月01日)
  2. “録画文化”は死ぬのか? 物理メディアの終わりが見えてきた今、TV番組保存の現実的な代替案を考える (2026年04月01日)
  3. 「EcoFlowか、それ以外か」――日本法人7周年、圧倒的シェア獲得へ向けた「4つの柱」と2026年のロードマップ (2026年04月01日)
  4. ケンジントンの「 SlimBlade Pro トラックボール」がセールで約1万円に (2026年03月31日)
  5. オーソリニア配列キーボード「Keychron Q15 Max」を試す 美しいグリッド配列は人を選ぶ? (2026年03月31日)
  6. 会社名は「BRAVIA(ブラビア)」に ソニーとTCLが法的拘束力のある「戦略的提携」契約を締結 (2026年03月31日)
  7. 滑らかなキータッチと静音性を両立した「LOFREE Flow Lite 84」が15%オフの1万4960円に (2026年03月31日)
  8. スマートディスプレイ「Echo Show 11」がセールで35%オフの2万5980円に (2026年03月31日)
  9. 「8cmの段差」も乗り越える! Dreameがロボット掃除機の新モデルを発表 2万円台からのエントリー機や乾湿両用スティック機も (2026年04月01日)
  10. 停電や災害時にも安心な蓄電池「Jackery ポータブル電源 500 New ソーラーパネルセット」がセールで40%オフの5万6760円に (2026年03月31日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年