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» 2004年10月04日 15時59分 公開

フォトグレーインク+100年で勝負――日本HPがプリンタ新製品8機種を発表(1/2 ページ)

日本ヒューレット・パッカードは10月4日、都内で発表会を開き、複合機を含むインクジェットプリンタ新製品8機種を発表した。エンジン、インクシステムともにリニューアルされ、フォトグレーインクが加わったほか、耐光性100年を実現したのが特徴だ。

[今藤弘一,ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカード(以下、日本HP)は10月4日、都内で発表会を開き、複合機を含むインクジェットプリンタ新製品8機種を発表した。すべてのモデルでプリンタエンジンが新しくなり、上位機種ではモノクロ30枚/分の印字速度を達成。インクシステムもリニューアルされ、染料系のフォトグレーインクが加わったほか、耐光性100年を実現したのが特徴だ。

今回発表されたプリンタ8機種

全部入り複合機の最上位モデル――HP Photosmart2710 All-in-One

 インクジェット複合機の最上位モデルとなる「HP Photosmart2710 All-in-One」(以下、2710)は、スキャナ機能とプリンタ機能が利用できるだけでなく、IEEE802.11b/gの無線LAN、有線LAN、FAXにまで対応した、まさに全部入りのモデル。搭載されている液晶モニタは3.5インチと大型で、印刷する画像を確認しやすくなっている。従来通り、A4サイズの自動両面印刷に対応する。

HP Photosmart2710 All-in-One

 また、「Design from Japan」と題し、日本からリクエストを出した機能が盛り込まれたことも話題の一つ。上位モデルには自動両面印刷に対応したはがきトレイが同梱され、前面トレイにA4の普通紙を給紙したまま、背面のはがきトレイより、100枚の官製はがき、80枚のフォト用紙が給紙できる。

 2710は、グレードとしては「デジカメハイエンド」に位置づけられる機種。別売のグレーインクを利用することで、ハイエンドアマチュアのニーズが高いモノクロ写真もきれいに印刷できると日本HPは述べている。

 2710の印字速度は、モノクロ30枚/分、モノクロ・カラー混在20枚/分と高速。プリンタ部は4800×1200dpiの解像度を持ち、6色/4色交換式のインクシステムが採用されている(ブラック+3色カラーもしくはフォトカラー+3色カラー)。スキャナ部はCCDスキャナを採用し、解像度は2400×4800dpi 48ビット。FAX機能は33.6kbpsのG3FAXが利用できる。

 メモリカードスロットを内蔵し、コンパクトフラッシュ、スマートメディア、メモリースティック、SDメモリーカード、xD-ピクチャーカードスロットが配置されている。PictBridge対応USBポートも装備する。

 2710の発売は10月27日より。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は5万円前後の見込み。

 なお、下位機種となる「HP Photosmart 2610 All-in-One」は、2710から無線LANとFAX機能が取り除かれているほか、搭載する液晶モニタが2.5インチと小型になっている以外は、機能的には2710と同じ。また、自動両面印刷はがきトレイはオプションとなる。

HP Photosmart2610 All-in-One

 HP Photosmart 2610 All-in-Oneは10月27日発売予定。店頭予想価格は3万5000円前後の見込み。

 「HP Officejet 7410 All-in-One」は、2710の機能に加えて、普通紙50枚の読み込みに対応したオートシートフィーダ(ADF)を装備するモデル。SOHO向け需要に対応する。自動両面印刷対応はがきユニットを同梱するほか、ADFにより自動両面FAX、スキャンにも対応。フォトグレーインクも利用可能だ。10月27日発売予定で、店頭予想価格は6万円前後の見込み。

HP Officejet 7410 All-in-One

普及価格帯の戦略モデル――HP PSC 2355 All-in-One

 「HP PSC 2355 All-in-One」(以下、2355)は、実売2万5千円前後と普及価格帯の複合機で、「デジカメメインストリーム」として位置づけられている機種。プリンタ部は4800×1200dpiで、6色/4色のインクシステムを採用。ただし、上位モデルに用意されているフォトグレーインクは利用できない。

 印刷速度はモノクロ23枚/分、モノクロ・カラー混在では18枚/分。スキャナ部にはCISが採用されており、解像度は1200×4800dpi 48ビット。

HP PSC 2355 All-in-One

 本体には1.8インチの液晶モニタが配置されているほか、2710と同様にコンパクトフラッシュ、スマートメディア、メモリースティック、SDメモリーカード、xD-ピクチャーカードが読み込めるメモリカードスロットを内蔵する。

 発売は10月6日から。価格はオープンプライスで、HP Directplus価格は2万4801円(税込み)。

 なお、同様にデジカメメインストリーム向けの機種として、単機能機「HP Deskjet 6840」も発表された。IEEE802.11b/gの無線LANおよび有線LANに対応し、2710などと同様のプリンタエンジンを搭載する。自動両面印刷対応のはがきトレイは別売となる。フォトグレーインクに対応。

HP Deskjet 6840

 発売は10月27日を予定しており、店頭予想価格は2万5000円前後の見込み。

エントリー向けには小型モデルも

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