Athlon 64とNVIDIA SLIの破壊力を知るAthlon 64で構築する最強ゲームPC第2回(2/3 ページ)

» 2004年12月17日 00時00分 公開
[ITmedia]

インテルとAMDそれぞれのハイエンドパーツでパフォーマンスを比較

 では、Athlon 64とNVIDIA SLIが、いかほどのパフォーマンスを叩き出すのか。CPU、マザー、二枚のグラフィックスカード、といろいろな組み合わせが可能であるので、それぞれの組み合わせでパフォーマンスがどのように変化するのか興味あるところだ。

 まずは単純に、Pentium 4で構成できる(価格的に)最もハイエンドなシステムと、Athlon 64で構成できる最もハイエンドなシステムとで、3D描画のパフォーマンスを比較してみよう。

 「Pentium 4で構成できる最もハイエンドな」CPUとGPUの組み合わせは、FSB1066MHzに対応するPentium 4 Extreme Edition/3.46GHzとDDR2-533にRADEON X800XT Platinumの組み合わせになるだろう。対するAthlon 64を基幹とするシステムは、Athlon 64 FXシリーズの最上位モデル「Athlon 64 FX-55」とPC3200にGeForce 6800 GTをSLIで二枚組み合わせたシステムになる。

 CPUとメモリ、そしてGPUだけの購入価格を見ても、インテルのシステムは12万円+6万円+8万円=26万円。AMDのシステムは10万円+3万円+5万円×2=23万円と、どちらもなかなかの「大人買い」コースになる。この夢のシステムで3Dベンチの定番「3DMark03」「3DMark05」をまわしてみた結果が以下のグラフだ。

ベンチマークシステム環境その1
CPUAthlon 64 FX-55
マザーボードASUS A8N-SLI Deluxe
メモリPC3200/512MB×2ch
HDDST3160023AS
OSWindows XP Professional +SP2

ベンチマークシステム環境その2
CPUPentium 4 Extreme Edition/3.46GHz
マザーボードIntel D925XECV2
メモリDDR2-533 512MB×2ch
HDDST3160023AS
OSWindows XP Professional +SP2

3DMark05 Score

3DMark05 GT1、2、3

3DMark03 Score

3DMark03 GT1

3DMark03 GT2、3、4

 さすがに、Athlon 64 FX-55とGeForce 6800 GT SLIのタッグのパワーは破壊的で、3DMark03では1万6000の大台を突破。3DMark05では、03ほどの差はつかなかったものの、それでもスコアを6000台に載せている。重い重いと思っていた3DMark05が、“sakusaku”動いてしまうのを目の当たりにするのは、ある種「感動」ですらあった。

 面白いのは、3DMark03にしろ3DMark05にしろスコアに関係してくるGTテストのそれぞれで、「Pentium 4&RADEON X800XT PT」と「Athlon 64&GeForce 6800GT SLI」の優劣に際立った違いが見られることだ。

 3DMark03では、比較的軽めのGT1でPentium 4&RADEON X800XT PTが優位、そして最も複雑なGT4ではAthlon 64&GeForce 6800GT SLIが優勢ながらその差はそれほどでもない。ところが、データ量的に重いとされているGT2とGT3ではAthlon 64&SLIが圧倒的といっていいほどの大差をつけている。

 逆に3DMark05では、GameTestのなかで最も軽いとされているGT3でAthlon 64&SLIが圧倒的な優勢を示し、最も重いとされているGT2でほぼ均衡、GT1ではPentium 4&RADEON X800XT PTが優位になっている。

 とはいえ、「絶対的パフォーマンス」という観点でAthlon 64&SLIのパワーが絶大であることに、何ら疑問をはさむ余地はないっ、といっていいだろう。

エントリークラスのGPU&SLIでハイエンドシステムに迫る性能を出せるのか

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