PC録画の逆襲――Wチューナー「GV-MVP/RX2W」複数枚差しで録画しまくる快感(後編):キャプチャーカード(1/3 ページ)

» 2005年01月18日 06時00分 公開
[坪山博貴,ITmedia]

「おまかせ録画」で録りまくれる、安定した複数番組同時録画

 複数番組同時録画が本領を発揮するのはやはり「おまかせ録画」であろう。これはキーワード、ジャンル、時間帯、チャンネルなどを条件に番組を検索し、該当する番組を自動録画予約してくれるものだ。

photo 「おまかせ録画」ではキーワード、ジャンル、時間帯などから自動的に番組検索と録画設定が行える

 予約時には、搭載チューナー数まで同時間帯の自動録画予約が行われる。おまかせ録画に関する条件は10段階で優先順位を設定できるため、録り逃したくない番組の録画、とりあえず録画しておこうといった番組録画も優先順位を調整することで、このおまかせ録画だけでほぼ対応できる。

 繰り返し録画機能のない点は「おまかせ録画」機能でカバーできる。番組名を指定してしまったり、放送時間の変更にも対応できる。番組表であるADAMS-EPG+は番組名の省略も少ないので安心だ。

 おまかせ録画での優先順位は10段階に設定できるが、条件は10個以上登録できる。条件はかなり細かく設定できるのだが、1つの条件に放送局を複数指定できない点はちょっと不満。例えば民放のゴールデンタイムのドラマだけといった要望の場合、放送局分条件を設定しないとならない。まぁPCなので設定作業自体はそれほど手間ではないのだが。

photo 優先順位は10段階で設定できる

いちばん気になる、「同時録画時」の安定性

 とりわけ複数番組同時録画を行ううえで最も気になるのが、その安定性だろう。

 今回はまずオンボードIDEに接続した250GバイトHDD(Maxtor「MaxlineII」)を保存先としたが、「高画質」での4番組同時録画もまったく問題なく、正月三が日のバラエティ番組をほぼすべて、ノートラブルで録りきった。正確にいえば1日目は「標準画質」モードで録画していたのだが、1日で130Gバイトほど消費してまったので、急遽「長時間」モードに切替えて、残りの2日を乗り切ったのだ。

photo これは高画質(平均6Mbps、最大9MbpsのVBR)で4番組同時録画中のCPU使用率。CPU使用率はピークでも10%を超える程度だ。タスクバーに録画中を示す「mAgicTV」アイコンが4つ表示されている

 結果として三が日でほぼ250Gバイトを使い切ってしまったが、この間PCがフリーズすることはもちろん、動作が不安定になることもまったくなかった。もちろんこれが当然といえば当然なのだが、PCは“トラブっちゃう”ことに慣れている筆者としては、実際これだけ安定していると感心するのもまた事実だ。

 また、複数番組の録画中に録画済み番組を再生したり、DVD-VideoへのオーサリングやDVDメディアへの書き込みといった作業も何度も行ったが、若干ソフトの起動や操作のレスポンスが鈍いかな、と感じられた以外はなんら問題なくこれらの作業も行えたことも追記しておく。

photo これが三が日で埋まった250GバイトHDDの状況。3日で95番組を録画しまくり、250Gバイトをほぼ使い切った。右は90%ほどHDDが埋まった状態でのフラグメントの状態だが、さすがに同時録画を繰り返しているのでフラグメントしまくりだ。この状態でも特に再生や録画に支障がないところはある意味PCのすごいところでもあるが

もっともっと録画、USB HDDとUSB-LANコンバータで乗り切ろう

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