シイガイズ、SD起動も可能なSD−IDE変換アダプタ発売

» 2005年01月18日 19時03分 公開
[ITmedia]

 シイガイズは1月18日、SDメモリカードスロット−IDE変換アダプタ「SD-MemoryDrive」シリーズ、およびSDメモリ対応高速デュープリケータ「SD-Dupli」を発表した。

photo SD-MemoryDrive

 SD-MemoryDriveシリーズは、次世代高速メモリ仕様準拠の同社製SD/SDIOホストコントローラ「CG200」を採用し、SDメモリカードを起動ドライブとすることをも可能とするSDメモリカードスロット−IDE変換インタフェースカード。SDメモリカードの利用により、HDDと比べて耐振動/衝撃性、静音性、低消費電力/発熱性といったメリットが得られる。専用治具が付属され、2.5インチHDD装着部に取り付けて使用する。

 搭載インタフェースは、Ultra ATA/44対応の2.5インチHDD互換の44ピンコネクタで、最大データ転送速度は19Mバイト秒。SDメモリカードスロット1基搭載の「CG-SDMD101」と、2基搭載の「CG-SDMD201」がラインアップされる。

 本体サイズは69.9(幅)×70(奥行き)×9.7(高さ)ミリ。双方1月末発売予定で、価格はCG-SDMD101が5200円、CG-SDMD201が6980円。基本的には業務用コンピュータ向けだが、個人用途としての需要を想定し、同社通販サイト「シイガイズオンラインショップ」などにて発売予定としている。

photo SD-Dupliのイメージ

 SD-Dupliは、1台で最大5枚のSDメモリカードに同時デュープが可能なSDメモリカードデュープリケータで、5枚の1GバイトSDメモリカードにデータコピーする所要時間を2分以下で実現する。3.5インチHDD互換の44ピンIDEインタフェースを備え、PCへの接続も行える。

 発売は3月末を予定、主に大量にSDメモリカードへコンテンツを収録するなどの用途があるコンテンツサプライヤーやメーカー向けとしている。

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