“かゆいところに手が届く”アーム式ファンステー――「PS-FreeArm」週末アキバPick UP!レビュー(2/2 ページ)

» 2005年03月09日 12時00分 公開
[古田雄介(アバンギャルド),ITmedia]
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ん? 時間が経つとだんだん垂れ下がっていく仕様?……

 では、特徴である多関節アームをいじって、ファンの位置を調整していこう。

 調整は、ヒンジ部分のねじをゆるめて角度を調節し、決まったところで締め上げるだけ。ただしこのねじはナット止めではなく、アーム部に切られたねじ溝で固定する仕組みである点に注意したい。この仕組みの場合、固定したあと一定方向(ねじがゆるむ方向)にアームを動かすと、ねじがゆるんでしまうのである。

 また、設置方法とファンそのものの重量にもよるが、日が経つにつれて重力によりだんだん下がってきてしまう傾向にもある。

photo CPUの真上に来るこの設置方法の場合、根本からだんだん垂れ下がってくる可能性が高い。搭載したファンはADDA製の8センチファン「CF-80SS」(重量20グラム以下)だが、試用して3日めで数センチ下がっていた
photo このようにある程度曲げて設置する場合も、さほど状況は変わらない

 一応ねじには緩み防止ワッシャーが付いているが、ないよりいささかましといった感じ。ホームセンターなどで販売されているねじ止め剤などを併用するとよいかもしれない。

 ではちょっといい設置方法を考えてみよう。

 まず1つめは電源ケーブルなどを押しやって、5インチベイ後ろにファンを配置する方法だ。てこの原理によりまっすぐ設置するより負担は軽くなり、かつケーブル類が一応ファンを支えている(重なっているだけだが)ことで、かなり安定する。

photo (方法1)

 次は、背面のファン取り付け口を利用し、ファン固定部だけで設置した。可動部が少ないためこれが一番強固で安心。ただこのステーを使用する意味がないといえばそうかもしれない。

photo (方法2)

 最後は、人間用として使ってみた。

photo (方法3)この写真だけ見ると、ちょっとロボットの腕ちっくでかっこいい

 PS-FreeArmは、その重要な関節固定の仕組みがやや貧弱な気もするので、その固定方法にひと工夫は必要。しかしファン設置の自由度が高いという点で考えると、有意義なアイテムではある。ミドルタワーケース以上の内部スペースが多く、通常の位置に設置したファンでは風が流れにくい場所に、直接風を当てて冷却させたいといった要望を持つユーザーにぴったりではないだろうか。

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