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» 2005年03月25日 00時00分 公開

PC USERが斬る!:第4回 直販PC市場に斬り込む日本HP――デスクトップPC編 その2 (1/3)

 2004年の日本国内のPC出荷台数で、対前年比の成長率No.1を獲得したPCベンダーが日本ヒューレット・パッカードだ(IDC Japan調べ)。連載第4回目となる今回は、その原動力となったHP Compaq Business Desktop dx2000 ST/CTをレビューしよう。

[PC USER]
HP Compaq Business Desktop dx2000 ST/CTは、容積が約13リットルとスリムタイプのケースを採用したデスクトップPCだ。縦置き用のスタンドを取り外せば、横置きでの利用にも対応する。

エントリー向けモデルながら優れたメンテナンス性を誇る

PCUSER

 このdx2000 STは、第2回目で取り上げたdx6100の下位モデルにあたり、日本HPのデスクトップPCではエントリー向けの製品に位置づけられる。CTO(注文仕様生産)に対応しているので購入時にスペックの変更が可能だが、最小構成の価格で57,540円と非常に安価なのが魅力だ。実際、同社製PCの中で最も人気が高いモデルで、出荷台数も多いという。

 低価格なエントリー機というと、どうしても安かろう悪かろうというイメージがつきまとうが、本機の場合はどうだろうか。

 まず注目したいのは、細部まで作り込まれたスリムタイプのボディーだ。外装は黒と銀色のツートーンカラーで彩られており、丸みを帯びた前面のデザインは落ち着いた印象を受ける。ケースの剛性は十分で、質感も悪くない。

 特筆したいのはメンテナンス性の高さで、サイドカバーはレバー操作だけで取り外せ、内部へのアクセスも容易に行なえる。また、拡張カードやドライブ類はいうに及ばず、マザーボードも工具を使わずに着脱できるのがポイントだ。これにより、個人ユーザーにはパーツの増設・交換といった作業が簡単にすむというメリットが、ビジネスユーザーには、万が一内部のパーツが故障した際も修理の時間が短くてすむため、業務に支障をきたさないという利点が生まれる。

 日本HPのデスクトップPCは全モデルでツールレス設計を導入ずみだが、エントリー機でも手を抜かないこだわりは高く評価したい。そのぶん、容積は約13リットルと目を引くほど小型ではないが、省スペース性に不満はない。ただ、底面がなだらかな丸みを帯びているため、縦置き時はスタンドが必須となる点は覚えておきたい。

前面に2基のUSB 2.0ポートとサウンド端子(ヘッドフォンとマイク)が並ぶ。背面には有線LAN(RJ-45)端子をはじめとして、シリアルやパラレルポートも用意されている。縦置き用のスタンドは、背面のネジを回すだけで取り外すことができる。
光学ドライブやハードディスクが並ぶドライブベイは、前面のカバーを外すと90度までスイングアウトする。ケーブルが多少ごちゃごちゃしているものの、内部スペースには余裕があり、メンテナンス作業で困ることはない。
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