深く静かな“蒼”――美色ドライブケース「tsunami」を試す週末アキバPick UP!レビュー(2/2 ページ)

» 2005年03月31日 11時00分 公開
[古田雄介(アバンギャルド),ITmedia]
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ブルーの筐体カラーが施された3.5インチHDDケース

 PB-3500Uは3.5インチHDD用のケースだ。基本的には平置きで使うことを想定されているようだが、ケース側面に突起などもないため、縦置きで使用することもできる。本体サイズは124(幅)×201(奥行き)×33.3(高さ)ミリ。

photo 3.5インチHDD用ケース「PB-3500U」。実売価格は7000円前後(ITmedia Shoppingで最安値をチェックする)とちょっと高い……かな

 内部はIDEコネクタと5ボルト4ピンの電源ケーブルが備わる。なお、ケース長辺方向のサイズは3.5インチHDDのサイズとほぼ同等のため、装着には押し込む力がやや必要だった。ケースそのものは、2.5インチモデルほど頑丈といった感じではないため、側面のアクリルパネルやコーナー部分にたわませるような力をかけると簡単にゆがんでしまいそうだったので慎重に作業したい。

photo 短辺方向には5ミリ強の余裕があるが、長辺方向はギリギリで、まさに押し込むといったように装着するイメージ。固定用のねじ穴も当然あるが、このままでもちょっとやそっとではずれなさそう

 使用電源はACアダプターを用いる。基本的には据え置き利用が想定されているため使用頻度は少ないかもしれないが、PB-2500UのようにUSBを2ポート使用などによるバスパワー駆動などができると、6G〜10Gバイトといったかなり古め、でも捨てられないHDDがごろごろ転がっているような筆者環境の場合は、ちょっとした時にも役立ちそうだったので残念だ。

photo 本体底面にHDD固定用のねじ穴がある(左)、ACアダプタのコネクタは円形多孔タイプで抜けにくい(右)

ファン付きで、ベア光学ドライブの外付け化ができる5インチモデル

 最後は5インチ光学ドライブ用モデルがPB-5250Uだ。本体サイズは188.8(幅)×267.4(奥行き)×63.5(高さ)ミリとなる。

photo 5インチドライブ用ケース「PB-5250U」。実売価格は8500円前後(ITmedia Shoppingで最安値をチェックする)

 フロントに専用ベゼルが設けられ、5インチドライブ搭載モデルだけあって、シリーズで唯一背面ファンを備えている。ケース内部はほか2機種とは異なりやや緩やかで、ドライブを装着しても左右と上部に1センチ以上のスペースが空く。

 ちなみにファンはよくある3ピン端子で接続されているので、取り外すこともできるし、あまり実行する人はいないかもしれないがファン交換といったカスタマイズも可能。それよりも分岐ケーブルなどを用いて、内部に光モノパーツを忍ばせるといったことができそうだ。PB-5250Uのケース構造の場合、内部で光らせることで半透明のアクリルパネルが効果的に光を拡散してくれることだろう。

photo 内部はやや余裕がある
photo 背面にファンを備える
photo 搭載ベゼルには、トレー開閉ボタンとアクセスランプ透過のための細長い透明部分が備わる。トレーボタン以外のスイッチ類が使えなくなるのはちょっとマイナスポイントだが、別に活用していないのでさほど問題ではない

 この「tsunami」シリーズ3モデル、もっともとっつきやすいと思えたのは2.5インチモデルの「PB-2500U」だ。やはりモバイル用途に向き、バスパワー駆動にも対応、そして頑丈そうなのが心強い。ほかの2製品は据え置きデスクトップ用として使用するシチュエーションを考えると、筆者のデスク周りが無骨すぎてせっかくのスタイリッシュなドライブケースが“浮いて”しまったこともある。こればかりはどうしようもない。

photo 殺風景な筆者デスク周りにスタイリッシュなtsunamiを置いてみたが……みごと浮いている。いや、俺の机ならはそんなことない、という人なら1つ試してみることをお勧めしたい。ちなみにPB-5250Uのベゼルカラーも“蒼”に合わせて欲しかった

 tsunamiシリーズは、実用第一の無骨なデザインのものも多いドライブケースにおいて、プラスαの要素としてデザインにもこだわるユーザーには魅力的な製品といえる。写真では伝えきれていないかもしれないが、この“蒼”は鮮やかさは筆者的にかなりお気に入りだ。3.5/5インチモデルは、デスク周りをスタイリッシュに決めたいと思っているユーザーや、光りモノパーツなどで飾っているようなユーザーであれば、tsunamiシリーズも飾りのワンポイントとして活用することもできそうである。

 そしてPB-2500Uはだいたい4000円台後半からと、2.5インチHDD外付けケース製品としてはやや高価な部類に入るが、バスパワー駆動対応とその頑丈さ具合から、ストレージを持ち運ぶ用途のあるモバイルユーザーなどには重宝するのではないだろうか。

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