エプソン、無線LAN装備のオフィス向けプロジェクタ「EMP-7950」

» 2005年04月11日 19時02分 公開
[ITmedia]

 セイコーエプソンは4月11日、無線LANによるワイヤレス動画転送に対応したオフィス向けのプロジェクタ「EMP-7950」を発表、4月中旬より発売する。価格は74万8000円。

photo EMP-7950

 EMP-7950は、標準でIEEE802.11b/g対応の無線LANカードを備えるプロジェクタで、専用のPC用ソフト「EMP NS Connection」と組み合わせることにより、ケーブルレスでPC−プロジェクタ間の画像転送を可能としている。従来製品よりも画像圧縮転送技術を改良することにより、画面転送の高速化を実現しスムーズな画像表示が可能となっている。

 通信には暗号化による独自のセキュリティ機能を搭載するほか、アクセスポイントモードでは暗号化方式としてWEP、WWPA(TKIP)に対応する。

 インタフェースとしてプロジェクタ本体にPCカードスロットとUSB端子を搭載しており、USBメモリやハードディスク、デジタルカメラなどをダイレクトに接続することができる。またMPEG2ハードウェアデコーダーを内蔵しており、PCレスでの動画再生にも対応するほか、標準添付ソフト「EMP SlideMaker2」によりPowerPointファイルを独自形式ファイルに変換することで、プロジェクタ本体のみでのPowerPointファイルの再生が可能となっている。

 プロジェクタの出力解像度は1024×768ドット(XGA)にリアル対応するほか、最大で1600×1200ドット(UXGA)のリサイジングによる出力をサポートする。輝度は4000ルーメン、コントラスト比は700:1。

 本体サイズは419(幅)×325(奥行き)×117(高さ)ミリ、重量は約5.8キロ。インタフェースとしてアナログD-sub×1、BNC×1、コンポジット×1、S端子×1、DVI-D×1などを備える。

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