600カンデラの超高輝度モデルも登場した「dynabook Qosmio」夏モデル発表

» 2005年04月12日 16時34分 公開
[ITmedia]

 今回発表されたのはQosmioのラインアップでミドルレンジからバリュークラスに位置する製品。先日発表されたハイエンドモデル「dynabook Qosmio G20」が高輝度(500カンデラ平方メートル)な17インチワイド液晶ディスプレイを搭載していたが、今回発表された「Qosmio G10/390LS」もミドルレンジながら同じ高輝度17インチワイド液晶ディスプレイを搭載。

dynabook Qosmio G10/390LS

dynabook Qosmio F10/390LS

dynabook Qosmio E10/375LS、370LS

 ほかにも「Qosmio F10/390LS」が450カンデラ平方メートルの15.4インチワイド液晶を、バリュークラスの「Qosmio E10/375LS」に至っては15インチ液晶ながら600カンデラ平方メートルという超高輝度パネルを搭載している。

 今回発表された夏モデルの高画質エンジン「Qosmio Engine」には、最上位モデルで採用されたものと同様に、新たに取り入れられた「モーションエッジスムージング」「3次元フレームノイズリダクション」をサポート。QosmioPlayerでテレビ画像を表示した場合に、動きのある映像でもジャギーが軽減され、同系色が広く分布している背景のざわつき感が抑えられる(Qosmio E10シリーズはモーションエッジスムージングのみが追加)。

 各シリーズとも、筐体のデザインは従来製品と同様。チップセットやグラフィックス機能、スピーカーやインタフェースの構成なども従来モデルと同じだが、CPU(Qosmio E10シリーズのみ)やメインメモリ容量(Qosmio F10/E10)、HDD容量(Qosmio F10/E10)がアップ。QosmioPlayerで利用できるHDD領域の容量もこれまでの5Gバイトから20Gバイトと増加している。

型番dynabook Qosmio G10/390LSdynabook Qosmio F10/390LSdynabook Qosmio E10/375LSdynabook Qosmio E10/370LS
CPUPentium M 725Celeron M 360
メモリPC2700/512Mバイト
HDD80Gバイト×2100Gバイト
ドライブDVDスーパーマルチドライブ(DVD+R 2層対応)
TVキャプチャーハードウェアMPEG-2
グラフィックスGeForce FX Go5700Intel 852 GM
無線LANIEEE802.11b/g-
スロットPCカードTypeII×2、3in1メモリスロットPCカードTypeII×1、3in1メモリスロット
主なインタフェースUSB2.0×4、IEEE 1394、S-Video出力、D映像出力などUSB2.0×4、IEEE 1394、S-Video出力など
OSWindows XP HomeEdition SP2
サイズ406(幅)×37.5〜43.5(厚さ)×285(奥行き)ミリ373(幅)×43.1(厚さ)×285(奥行き)ミリ338(幅)×43.1(厚さ)×285(奥行き)ミリ
重さ約4.4 キロ約3.9キロ約3.6キロ
ディスプレイ17インチワイド(1440×900ドット)15.4インチワイド(1280×800ドット)15インチ(1024×768ドット)
実売予想価格約27万円約24万円約21万円約19万円
発売予定日4月下旬

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

最新トピックスPR

過去記事カレンダー