東芝のもう一つの本気「最薄部9.9ミリ」「バッテリー駆動5時間超え」を実現したB5ノート──東芝「dynabook SS SX/190NK」(1/2 ページ)

» 2005年04月26日 15時24分 公開
[石井英男,ITmedia]

薄型ボディに体積約2倍のバッテリーを搭載

 今回登場した「dynabook SS SX/190NK」の最大の特徴は、最薄部9.9ミリ、一番厚い部分でも19.8ミリという超薄型ボディを実現してこと。従来のdynabook SS S9の最薄部は14.9ミリだったので、それからさらに5ミリも薄くなったことになる。

 本体重量も1.29キロと軽くなるなど携帯性は良好だ。ここまで薄くなると「紙の」ノート感覚で持ち歩ける。また、ラッチレスデザインを採用しているため、液晶パネルの開閉も片手で楽に行える。筐体にはマグネシウム合金が採用されており、表面の光沢感も美しい。

 dynabook SS SX/190NKでは、低損失スタックビア構造基板などの東芝独自の高密度実装技術を採用することで、dynabook SS S9に比べて基板サイズを約3割削減している。そのため、スリムなボディに、体積が従来モデルの約2倍という大型のバッテリーを搭載できるようになった。バッテリーの形状は、タッチパネルの裏側に位置する部分が薄くなっており、本体のスペースを極限まで活用していることがうかがえる。

12.1インチ液晶ディスプレイを搭載したdynabook SS SX/190NK

dynabook SS SX/190NKの底面。バッテリーの体積は従来比約2倍になっている。SO-DIMMスロットを1基装備している

 CPUに超低電圧版Pentium M 753(動作クロック1.2GHz)を搭載し、チップセットは、グラフィックス統合型のIntel 915GMSを採用。Intel 915GMSは、旧世代のIntel 855GM/855GMEに比べて、内蔵グラフィックスコアの性能が向上しているほか、DDR2-400メモリをサポートしているのが特徴だ(ただし、Intel 915GMとは違って、デュアルチャネルメモリアクセスには対応しない)。

 メモリは標準で256Mバイトをオンボードで実装、最大1280Mバイトまで増設が可能だ。なお、今回試用した評価機は、SO-DIMMスロットに256Mバイトのモジュールが装着されており、搭載するメモリ容量の合計は512Mバイトとなっていたが、通常出荷時の構成では、SO-DIMMスロットは空きとなっている。

 HDDには、東芝製の1.8インチHDD「MK6006GAH」が搭載されている。容量は60Gバイトで、このクラスのノートPCとしては十分であろう。3軸方向に対応した加速度センサーを搭載し、落下を検知して自動的にHDDの磁気ヘッドを退避させる「東芝HDDプロテクション」機能や、HDDや液晶パネルをプロテクトラバーでガードするなど、耐衝撃性を高める工夫が凝らされている。

 液晶ディスプレイには、最大解像度1024×768ドットの12.1インチ低温ポリシリコン液晶が採用されている。低温ポリシリコン液晶は開口率が高いことが特徴で、表示も鮮やかで見やすい。バックライトの輝度は8段階に調整可能だ。

メモリスロットとしてDDR2対応のSO-DIMMスロットが1基用意されている

1.8インチHDD「MK6006GAH」を搭載。HDDの周囲はグレーのプロテクトラバーで覆われ、落下時の衝撃を低減する
衝撃を検知して磁気ヘッドを退避させる「東芝HDDプロテクション」機能をサポート。検出レベルは3段階に変更可能

指紋センサとTPMで強固なセキュリティを実現

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